Don't Kill the Earth

地球環境を愛する平凡な一市民が、つれづれなるままに環境問題や日常生活のあれやこれやを綴ったブログです

死者の名誉毀損

2018年06月10日 08時00分26秒 | Weblog
ニーチェ入門 (清水真木)
 「ニーチェの精神錯乱、およびこれに続く進行性の麻痺の原因について、確実なことは何もわかっていません。二十世紀前半までは、いわゆる「梅毒説」が有力でした。・・・しかし、梅毒を原因とする精神錯乱の場合、ほとんどの患者が三年以内に死亡するのに対し、ニーチェが世を去ったのは、精神錯乱から十一年も経ってからでした。そのため、現在では、梅毒説は支持されていません。」(p79)

 さくさく読める明快な本で、この本を読んだ後で「ニーチェをドイツ語で読む」を読むと全体像が分かりやすいかもしれない。
 ところで、トーマス・マンでさえ採用していたニーチェの「梅毒説」は、近年では否定されているそうである。
 これは、ニーチェにとっては迷惑な話であり、死者に対する名誉毀損といえるだろう。
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法は家庭に入る

2018年06月09日 07時18分26秒 | Weblog
結愛ちゃん事件 父の虐待は香川でも問題化 目黒アパート で「メディアの仕事をするため」とウソ 税金滞納も?
 「香川県から引き継ぎを受けた品川児童相談所の担当者はこう話す。  
「香川県からの引き継ぎの情報として、児童相談所と距離を置きたい、児童相談所の訪問がストレスになると聞いていた。品川児童相談所では2月9日に家庭訪問をしましたが、訪問時に出てきた母親の優里容疑者は拒否的な様子だった。結愛ちゃんとは会えていない」」

 痛ましい事件だが、報道を見る限り、品川児童相談所がもっと強い措置をとっていれば、最悪の事態は防げた可能性がある。というよりは、むしろ、児童相談所くらいしか事件を防止できなかったということも出来る。
 要注意案件として引継ぎを受けている割には、1回自宅訪問しただけで、結愛ちゃんと会えずその後フォローもしていない。
 本件のような未就学児童の虐待案件では、児童相談所が積極的に対応することが望ましいと思う。
 
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太平洋横断

2018年06月08日 07時55分12秒 | Weblog
51歳スイマー、太平洋横断に挑戦へ 銚子を出発
 「ルコントさんは挑戦を通じて気候変動への認知を高めたい考え。同行する科学者のチームは、プラスチックごみや激しい運動が心臓に与える影響、2011年の東京電力福島第1原子力発電所事故の海への影響を調査する計画だ。」
 「ルコントさんはAFP通信に対し、「メンタルな部分は肉体的な要素よりもずっと重要」だと語った。「いつも前向きに考えるようにしなくちゃいけない」。
 「頭を使って考えることがなくなると、悪いスパイラルに陥る。問題はその時に始まる」」

 これは日本でも大きく扱われていいニュースだが、あまり話題にのぼっていない。
 調査項目に「激しい運動が心臓に与える影響」がある点が心配になるが、メンタル面についての発言は参考になる。「頭を使って考える」ことによってネガティヴな発想をシャットアウトするわけである。
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不適切行為

2018年06月07日 07時23分23秒 | Weblog
片山晋呉の態度にプロアマ戦招待客激怒…ポケットに手入れ会話、グリーンで自分の練習優先
 「複数の関係者によると、森ビルの招待客は片山がポケットに手を入れたまま話をしたり、グリーン上で客のライン読みよりも、自身の練習の方を優先したなどの態度に対して激怒。わずか3ホールで帰ったという。」

 公式な発表がないし、ゴルフに詳しくないので何とも言えないが、上の記事以外にも何かがあったように推測される。
 招待客が激怒したのは、おそらく「自分がないがしろにされた」と感じたからだろうが、そのように感じさせたこと(不快感を抱かせたこと)については、結果責任を問われるのだろう。
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島の島

2018年06月06日 08時12分03秒 | Weblog
米朝首脳会談はセントーサ島のカペラホテルで 米政府発表
 「アメリカ、ホワイトハウスのサンダース報道官は5日、ツイッターを通じて、来週12日の米朝首脳会談は、シンガポールのリゾート地、セントーサ島にある「カペラホテル」が会場だと発表しました。
 セントーサ島は、離島という隔離された環境であることから警備の面で優れているとして、首脳会談の開催場所の候補の1つと見られてきました。」

 なるほど。
 シンガポール自体が島なわけで、セントーサ島はそれにくっついた小さな島ということになる。
 シンガポールの北側はマレーシアと接近しているが、セントーサ島のある南側はインドネシアとの間に距離があるため、他国からの越境テロなども防ぎやすいだろう。
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飲むタイプ

2018年06月05日 08時01分22秒 | Weblog
資産家死亡 覚醒剤の経緯を捜査
 「先月、死亡した“紀州のドン・ファン”とも呼ばれた和歌山県の70代の資産家の血液や胃、それに肝臓などから高濃度の覚醒剤の成分が検出されていたことが捜査関係者への取材で分かりました。
一方で、腕などに覚醒剤を注入した痕は確認されなかったことで、警察は、いつ、どのように、覚醒剤が摂取されたかを慎重に調べています。」

 覚せい剤が「胃」から検出された点が重要である。
 すなわち、この人物は、自ら注射やあぶりによって覚せい剤を摂取したのではなく、第三者が覚せい剤を混入させた飲み物を、それとは知らずに飲んだ可能性がある。そうなると、殺人事件の可能性が出てくる。
 私が受任した事件の中にも、錠剤タイプの覚せい剤を潰し、ビールに混ぜて飲ませたという事案があった。
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通読しない

2018年06月04日 07時51分08秒 | Weblog
 吉村昭氏は、長編小説を読むのが苦手だったらしく、「ドストエフスキーを読んだことがない」と公言していた。
 私は、学生時代にこの話を聞いて驚いたものだったが、最近驚いたことがもう一つあった。
 たまたま、三島由紀夫の徳大寺公英氏との対談「青春を語る」を聞いていたら、次のような三島の一言が耳に入ってきた。

 「僕は、だって、源氏なんか通読したことないもんね」

 あれほど随所で源氏物語を「文化の亭午」、「物語の正午」などと絶賛したこの作家は、何とこれを通読したことがなかったのである。
 要するに、通読するような作品ではないということかもしれない。
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定番メニュー

2018年06月03日 07時40分24秒 | Weblog
初めまして~ヤマシャクヤクさん
 「何が瑞々しいといって、新緑のブナ林に勝るものはない。」
 「葉が茂っている時期でも、木漏れ日が射すため明るいブナ林を歩くことは、米や魚ばかりでなく、人の心をも健全に育む効用が大きい、と私は感じている。」
 「あとはいつものパターン
~風呂に浸かり、乾いた喉にビールをゴクリと一口~思わず”ウメー”と声を上げる・・・このマンネリも悪くない。」

 3月下旬から6月上旬にかけての土日、新宿駅の9・10番線ホームは、朝6時30分ころには人で埋め尽くされる。
 7時ちょうどのスーパーあずさ1号の自由席に座るため、登山客が並んでいるのである。
 松本方面の登山客が多いが、大月で降りて富士山方面に向かう人も結構いる。
 私は低山歩きが好きなので、「木漏れ日のブナ林」、「ヒノキのかおり」などは必須だが、上のブログに挙げられた「鉄砲木の頭」では、これに加えて「輝く草原」、「眼下に見える湖」、「遠方の富士山」までもが付いてくる。
 もちろん、「温泉」、「ビール」という定番メニューは外せない。
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御年80歳

2018年06月02日 07時05分00秒 | Weblog
アイデンティティ田島 物まねで月収爆上げ
 
 私は小さいころから声優ファンなのだが、この物まねを初めて見たときはひっくり返りそうになった。
 声もさることながら、強調されたヴィジュアルだけで笑いがとれる。
 「御年80歳のでえべてらん」には長生きしてほしいと思う。
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幕引き

2018年06月01日 08時05分53秒 | Weblog
佐川氏の処分 停職相当検討 森友問題 財務省検討中の処分内容明らかに
 「財務省は、国有地売却についての交渉記録の廃棄や決裁文書改ざんについて来月4日に省内の調査結果を公表し関係者の処分を行う方針。理財局で、廃棄や改ざんを事実上指示したと認定される当時の佐川局長と、その指示を受けて中心的な役割を果たした総務課長に対しては、「停職」2か月にあたる処分が検討されている。」

 退官した佐川氏に対し「停職」2か月にあたる処分を行うとは、どういうことだろうか。給与を返還させるということなのだろうか。
 ただ、改ざんに関与した人物は、良心が残っているのであれば、自主退職するのが潔いやり方だろう。
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