落語を初めて聴きに行ってきました。
聴くというより観るかな。

テレビでは子どもの頃から観ていたし、この頃は落語好きの義弟の影響もあってCDなどで聴いていた落語。
実際に観てみると実に奥深いエンターテイメントでした。
始まる前にはお囃子が生演奏で、これがまたいい感じ。
太鼓や三味線の音。
舞台には噺家さんが一人、でも話を聴くうちに情景が湧き上がり空気が熱気を帯びてきます。
引き込まれ、知らずにくすくす笑い、爆笑そして時には涙。
すごくハイテンションな娘を溺愛するお父さんや
大晦日に借金を返しきれないおやじ、
あつかましい大酒のみなど
結構悲惨な、ダメな人たちの話が続くのだけれど
それが笑える。
笑った後に嫌な気がしない。
登場人物に愛着が持てる。
世の中ってダメな人がいるおかげで救われているのかも、と思ったりする。
話し手が変わるたびに座布団を返すしぐさや小道具
中入りという休憩の仕組みにまで
伝統の意味深さを感じてしまう。
同じ話が話し手が変わることで味付けが変わり
それがまた興味深い所は、クラシック音楽とも似ている。
雀々さんの「植木屋娘」も最高だったけれど
ざこばさんの「子はかすがい」しんみりと泣かせ、笑わせてくれるあたり
年期の厚さを感じました。
落語ライブ、また行こうと思う。
聴くというより観るかな。

テレビでは子どもの頃から観ていたし、この頃は落語好きの義弟の影響もあってCDなどで聴いていた落語。
実際に観てみると実に奥深いエンターテイメントでした。
始まる前にはお囃子が生演奏で、これがまたいい感じ。
太鼓や三味線の音。
舞台には噺家さんが一人、でも話を聴くうちに情景が湧き上がり空気が熱気を帯びてきます。
引き込まれ、知らずにくすくす笑い、爆笑そして時には涙。
すごくハイテンションな娘を溺愛するお父さんや
大晦日に借金を返しきれないおやじ、
あつかましい大酒のみなど
結構悲惨な、ダメな人たちの話が続くのだけれど
それが笑える。
笑った後に嫌な気がしない。
登場人物に愛着が持てる。
世の中ってダメな人がいるおかげで救われているのかも、と思ったりする。
話し手が変わるたびに座布団を返すしぐさや小道具
中入りという休憩の仕組みにまで
伝統の意味深さを感じてしまう。
同じ話が話し手が変わることで味付けが変わり
それがまた興味深い所は、クラシック音楽とも似ている。
雀々さんの「植木屋娘」も最高だったけれど
ざこばさんの「子はかすがい」しんみりと泣かせ、笑わせてくれるあたり
年期の厚さを感じました。
落語ライブ、また行こうと思う。