季節の中で 暮らしの中で -Through the seasons and daily life-

現代の都会でプチ昔&田舎暮らし
-old & country style in modern urban life

手作り新茶をいただく。

2007-05-26 22:40:50 | 食べ物 Eat
やまんばさんのお宅のお茶の木の新芽を採って
それを手で揉んで作ったお茶を分けていただきました。

お茶コーヒー関係に詳しい妹に頼んで煎れてもらう。
お湯の温度や待ち時間を調整しながら。

封を開けると香ばしい甘い香りが放たれる。
それを急須に入れる。
茶葉が美しい。どの一枚もないがしろにされていない事が見て取れます。

       

お湯を入れたとき、待っている間、湯飲みに注いでる時
それぞれお茶の香りを楽しむ。

頂いてから楽しみにして待ちに待ったこの時。
ゆっくりと深呼吸をしてお茶を頂く。
こうなるとひと通りの儀式のようです。

甘い深い丸く包まれるような香り、味が口に広がる。
やさしい暖かいお茶。
飲んだ後もイガイガした味が口に残らない。
こんなお茶初めて飲みました。
飲んだ後の茶葉を見てみたら、きれいな葉っぱが膨らんで並んでいる。

       

単なる飲み物ではない、水分ではない。
心も手間も時間もいろんな物を一緒に頂く機会。
茶道ってこういう所から自然に生まれたのだと思う。
日本の奥深い根っこにも触れた思いがする。
すばらしい体験でした。

ごちそうさまでした!
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