新月の夜桜

今日はお花見に行こう！と決めていたのに「ぐうたら」や「ばたばた」であっという間に一日が過ぎ、気が付いた時はもう夜。それでも行こう夜桜を観に。

ちょうど新月の夜。なるほど暗い。空は星の明かりだけ。
木々もなんだかしんとしている。
月の満ち欠けを呼吸で言うなら、ちょうど今日は息をすっかり吐ききったところ。
生命も意識も地面より深くに降りている。
電灯の光だけが輝く。もし電灯がなかったらそれはそれは神秘的な光景だろう
うっすらと薄桃色に闇に浮かび上がる桜。

ここは桜の名所。その名も「さくら通り」。
人も車も桜のトンネルをくぐってお花見。
昼間ならすごい人のこの道も今はひっそり。よかった。

　　　　　　　

電灯の光で歩道に移った影が美しい。まるくぼんぼりの様に咲いた桜の形。

　　　　　　　

花も葉っぱも見上げてみる形が好きだ。
思わず歩道に寝転んで写真を撮った。

　　　　　　　

新月の日に願い事をすると良いと言う。物事の始まりの時だから。
春分の日の後始めての新月が今日、春が季節の始まりとしたら
今日は一年の始まりの日。
私もひそかに願い事を桜の向こうの新月に祈った。

少しずつ工夫して

ハンドワーククラブの作品の仕上げ。

帽子には作成者の名前のタグを縫い付ける。
帽子のふちをミシンで縫うんだけど、直線で縫ってもう一本ジグザグで押さえるとちょっとしたアクセントになる。被るのは男性で使った色もワインレッドと華やかなのでリボンは付けないでステッチで凹凸を出してみる。もう一工夫欲しい所だな。
あとは本人と相談してみよう。

フェルトボールのネックレス。
緑のはお花のような木のボタンを組み合わせてかわいらしく。
紫には銀の玉を組み合わせて高貴でゴージャスな感じに。
しっかりと留め金も固定して紐の長さもタートルネックやシャツの上から付けて丁度いい長さに調整する。フェルトなので肌に直接付けると言うことはあまりないだろうから。

　　　　　　　

渡すのが楽しみ。