季節の中で 暮らしの中で -Through the seasons and daily life-

現代の都会でプチ昔&田舎暮らし
-old & country style in modern urban life

20th Aniversary!

2010-07-03 23:10:36 | 暮らし Daily life
「結婚20周年おめでとう!旅行」に行ってきました。

「20周年だったら、二人で長い旅行に行けるね!」とずーっと何度も話して楽しみにしていたもの。育児のつらさで心が折れそうになったらいつもその話でした。
そしてそれまでに子どもを「自分のことは自分で出来る」ように育てるのも目標の一つ。

当初は外国に行こうかと思っていたんだけど、夫が国内が良いと言い、そして車を運転したいと言ったので、四国巡りの旅になりました。
日程も梅雨のさなか、それも4日と言う短さですが。大変忙しい彼の事ですから仕方ありません。

無事に今日帰ってきました。

いつも旅行はこのミレーのザック。結婚した時に夫の友達みんなに買って貰ったもの。
ずっと使っています。

       

もう使い慣れているので、何をどこに入れるかサッサッと決まって準備も早いです。
これからまたこのザックの出番が増える事でしょう。バンザイ!
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ひろめ市場

2010-07-03 20:30:57 | 暮らし Daily life
高知の人がみんな声をそろえて言うには「ひろめ市場に行ってみて!」。
で、昼ごはんを食べに行きましたよ!

まあ、言ったら屋台村みたいなところです。
駐車場から歩いてなかなか見つからなくて、通りがかりのかわいい女の人に聞いたら
「そこを渡ってまっすぐ行きよったらすぐ着きますき。」(うろおぼえ、間違ってたらごめんなさい)って土佐弁で教えてくれた。
女の子の方言ってかわいいなあ。娘も他の地方から来た友達が方言を話すのを聞くのが好きだと言っていた。

そんですぐ着きました。みっしりと店が並んでいる。密度と濃度がかなり高いですよ!
屋台の間の通路に机と椅子が並んでて、そこで自由に食べていいのです。どの店のでもOKです。
うろうろしてて印象的だったのは、普通こういう屋台村っておじさんが酒飲んでるイメージがあるんだけどここは違った事。
親子、母子、若夫婦、老夫婦、おっさん友達、女同士。そして驚くべき事に女子高生達まで。みんな通路の席に座ったり屋台のカウンター席に座ったりして仲良く食べたり飲んだり楽しくやっている。もちろん女子高生や子どもはお酒は飲みませんが。
普通に制服で女子高生が土佐寿司を買って帰って行く。市民の生活に普通に根付いている空間だった。
これ、高知ならではらしい。ほんと、すごいよ!

私は食べたかった「塩タタキ定食」にした。
大葉ニンニクなどの薬味と塩、それとお好みで柚子酢。
まあたまらん美味しかったです。

       

お土産を買ったりして外に出たらありました。高知に来たら食べんと!
1×1アイスクリン。なんで1×1なのかわからないけど、おしなべて1×1です。
そしておしなべて二段。
世の中がジェラートとか言う前からきっと土佐の人たちはこの玉子とミルクの香りの爽やかなアイスを堪能していたのだ。うらやましい!
とさ千里でもカップで買えるけど、やっぱりおじさんにスクープで掬ってもらうのが美味しいよねえ。

       


さあ、帰ろう。雨も強くなってきた。高知の雨粒は大きいよ!と聞いていたけど
ほんとにそうだった。車のガラスに落ちる雨粒が3cmくらいに広がっていたもの。

       

山を越えて行く。高速なのですぐだ。ついでに私は寝ているのでもっと早く感じる。
起されてサービスエリアに着いた。与島と言う所。
なかなか大きいSAだ。
夫がうどんを食べると言う。私は「じゃこかつ」ってのにした。
これが予想外に美味しかった。ジューシー、ヘルシー、中に野菜がいろいろ入っている。

       

結局高知から大阪までずーっと深い霧でした。それか雨。

       

帰ったら子ども達は元気でした。娘はちょっと疲れたふう。ゴミ出しとかいろいろ気を使ったって。息子ときたらいつもと変わらず、というかいつもよりキュピーンと輝いて元気でした。この人はほんとに強いな。とりあえず食べ物も玉子かけご飯とラーメンがあったら生きれるもんな。野菜とか煮物とかいらない主義。
この年までに子ども達を「自分で自分の面倒を見られるように育てる」と言う目的は果たされたと思います。

みんな元気で良かった。
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五台山

2010-07-03 12:15:10 | 暮らし Daily life
さあ、高知と言えば 龍馬 でしょう!
なーんて! 人ごみが苦手な私達は「龍馬伝出会い博」みたいなのに一切近づかず。
いつも行く桂浜もきっと観光バスで「福山」ファンが押しかけていると思ったので今回はパスです。

とにかく高知で私が「ここだけは!」と言うのは「牧野植物園」です。
(今、文字を打っていて気付いたんだけど、今年はマキノピックランドとも縁が出来たし、マキノ続きだな。)
私が心から敬愛する牧野富太郎氏の植物園。すばらしい植物園です。
高知を訪れる度に行きますが、その度にスケールやレベルがアップしていてまったく飽きないです。
それと五台山竹林寺。これだけははずせません。

まず竹林寺へ。
梅雨と言うのにこれまで持っていた天気もここに来てこらえきれなくなったのか、雨が降り出す。雨も良いです。しっとりと。

       

学生の時からここにお参りに来るのを大切にしているので、丁寧に参拝する。

今回は庭や仏像も拝観した。

「庭好き」です。日本の庭バンザイ!
ゆったりと庭を見ていると「グ~ッ、グ~ッ」と言う声が。ああ、子どもの頃聞きなれたウシガエルだ。見てみたらいた!ずーっと声を聞いていたけど本物を見るのは始めてかも。
声があまりに大きいので、あの大きい食用蛙を想像していたけど、違った。
目の前で啼いている所を見たんだから間違いない。
中くらいのかわいい美しいカエルさんでした。

       

お遍路さんが記帳して貰っていました。いつか二人で周るかな。四国お遍路。

さあ、牧野植物園。
展示もいちいち楽しい。彼の生涯や研究。
自らを「草木の精」と言うフィールドワークの深さ。
植物と共にいる彼の写真がいくつかあるんだけど、本当に幸せそうなんです。
植物が好きなのね。(その写真のハガキを買った。)

通路の脇の「ツワブキ」が見事。それだけでもテンションが上がります。

           

とにかく入り口までだけでも日本中のさまざまな草木が植えられ、名前も記されていて前に進めない。とにかく(しつこいようですが)私にとっては興味深い事だらけでいちいち感心したり感動したりで、一歩一歩進む。

アジサイも美しい。

       

展望台が設えてあって、底から見たら森に白い鳥の群れが。
白鷺のコロニーらしいです。
白鷺、美しい鳥です。神聖な感じでとても好き。

       

今回の一つの目当ては新しく出来た温室。
近くにもう一つ入り口があった。
まきの印をモチーフにした美しい扉でした。(ぐるぐるまきの真ん中にひらがなの「の」)
こういう鋳物造形物が私にはグッと来る。
ザルツブルグのゲトライデガッセの看板とかお城の門とか。
羊毛と違って金属を形作るってすごい事だよ!

           

温室は想像以上に壮大。トロピカル。インド人の友達を連れて来たいと思ったほど。

初めてイランイランの花を見た。花は地味だけどやっぱり良い匂い!

       

オニバスとか下からも見えるようになっていてまるで旭山動物園みたいです。

半日じゃ物足りない。またいつか一人でここだけ3日とか来て見たい、と後ろ髪を引かれながら帰途に着く。とりあえずお腹が空きました!

…つづく。



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