季節の中で 暮らしの中で -Through the seasons and daily life-

現代の都会でプチ昔&田舎暮らし
-old & country style in modern urban life

夢の饗宴

2015-08-08 23:11:12 | 季節 Season
さあ、やって来ました。待ちに待った『なにわ淀川花火大会!』
3日前から準備してきた料理の続きを作りに、朝から車で搬入して調理と準備に励む。
ベランダから観たら、花火の打ち上げ台が河の真ん中に。ワクワクする!

       

前日に徳島からクール便で送って貰った新鮮野菜を使うべくひたすら調理につぐ調理。
向こうが南インドのチキンカリー、こちらはオーストリアのトマトスープ。トマトがたっぷりにもほどがある。

       

まず出来たのがオクラのテルダーラ。玉ねぎ、グリーンチリ、トマト、梅干し、をココナッツオイルで炒めて塩と鰹節、唐辛子を加えてオクラを入れて炒めたものです。

       

お客様が持って来て下さった「あせ寿司」。和歌山のものだそう。海岸に生えると言う「あせ」と言う植物の葉で鯵や鯖の寿司を包んでいます。
この箱が素敵。

       

開けた所。美しい!

       

中のお寿司です。裏には自家製の新生姜の酢漬けが。一口サイズ。美味しい!

       

一昨日作っておいたビーフカリーとポークカリー。スリランカでもシンハラのカリーになります。仏教徒なので肉は何でも食べれる。
それでも実際は豚はあんまり食べないと思う。本に載っていたので。

       

本はこれです。これさえあればスリランカ料理が作れます。(インド料理のもお勧めです)

家庭で作れるスリランカのカレーとスパイス料理
香取 薫
河出書房新社


ポークのカレーは酸っぱい味がします。ビーフはコクがある。同じように見えるけど、作り方も味も違います。どちらもとても美味しい!

南インドのチキンカリーも登場。ルヌミルス(赤玉ねぎの酸っぱからいチャツネ)とポルサンボーラ(ココナッツのふりかけ)も出来てオールスター揃いました。

       

夕食の前に、花火の前に少し甘くて冷たいもの。子どもたちと一緒に作ります。
白玉団子を作って、作り置いてた抹茶のゼリーとあずきを入れて

       

その上に氷を削ります。男の子たち、大活躍。

       

蜜は三種類。左から練乳、黒蜜、和三盆蜜。

       

氷と蜜を。
ちょっとピントずれてごめんなさい。
あ~、これ思いついて良かった~!めっちゃ美味しい!すごい美味しい!みんな幸せ気分。

       

しばらくしてから夕食に。皿に全部盛り付けてどんどん食べます。
あ~、至福!このスパイスの香りと味と食感のハーモニー!まさに味のオーケストラ!
スリランカの王様にもふさわしいほどの豪華さ!

       

初めてスリランカ料理を食べた人も美味しいと。小学生の子どもたちにも大好評!特にチキンカリーはお代わりに次ぐお代わり。ルーだけで食べたりと止まらない。すぐに鉢の底が見えた。

夕方のゲリラ豪雨のせいか、少し開始が遅れてた花火大会も始まりました。
今年初めて観るのでどうかと思っていたけど、話の通りの迫力。
写真をいくつか撮ったけれど、この実際の迫力には百万分の一にも及ばない。
なんせ音がすごい、花火が大きい、覆いかぶさるように広がる。

       

youtubeの動画があったので雰囲気だけでも。



みんなでベランダから落ちないように注意しながら堪能する。すごいなあ。こんなの生まれて初めて観た~。花火って素晴らしい!日本の伝統、日本の美!
そして宴はクライマックスへ。フィナーレ。これがやっぱりすごい。言葉で映像で現せないくらいすごい。

       



史上最高のクライマックスだったらしい。素晴らしい!ブラボー!花火大会やってくれた人ありがとう!そしてこの場所で観れた事、ありがとう!
いろんなものに感謝したくなる。去年は台風で中止になったのだもの。天気にさえ感謝したくなる。

それでもあっけなく花火大会は終わって、人がどんどん駅に向かうのが見える。今帰っても駅までなかなか着かないし駅も混んでる。
それでみんなでゆっくりとゆったりと過ごす。
夫が持ってきたギター。これを演奏して貰う。

       

彼は人間ジュークボックスなので、みんなの好きな曲を次々弾いて歌う。みんなも一緒に歌う。
それが楽しい。
ギター。私が持ってもなんの音も歌も出てこないのに、彼が持ったらどんな曲でも飛び出してくる。それがすごいといつも思う。
これが能力、才能だなあと。

子どもたちは工房の紡ぎ車を見つけて触ったり踏んでみたり、羊毛を見つけてなんとか紡ごうとしてみたり。
それで一息ついた私が紡ぐのを見せる。
そして彼らも紡いでみたいと一緒に糸を紡ぐ。なかなかうまい。
ひとしきり紡いだら、自分が紡いだ糸を取って持って帰る。
自分で生まれて初めて紡いだ糸を持つ彼らの瞳が輝いている。
「またやりたい!紡ぎたい!」と彼ら。

どうぞ、夏休みの間、是非来て下さい。羊の手仕事に関心を持ってもらって嬉しい気持ち。
夏休み版、小学生以上の手仕事教室しましょう!

人の流れも治まってそれぞれが帰り支度。楽しかったね!と言って帰る。
いつもそうだけど、ここで集まって食事をして過ごしているとなぜか「実家に帰った」感じになる。
初めて会ったのに、初めて食べるものなのに、親戚みたいに。ゆったりと楽しく美味しく過ごす快適さ。

十三えなみ邸。吹き渡る風に暑さを忘れ、花火に酔いしれる。素晴らしい空間をありがとう!
また食事会します。工房としても活用しっかりしよう。
使って家主になんとか還元したい。
たくさんの人に来て貰えるようにこれからもみなさんよろしく!




















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