季節の中で 暮らしの中で -Through the seasons and daily life-

現代の都会でプチ昔&田舎暮らし
-old & country style in modern urban life

遠くから想われています

2015-08-16 11:13:28 | 旅 Journey
スリランカ人家族が朝うちを出発。
朝ごはんは軽く目玉焼きとカリーの残り。私の作ったポルサンボーラがとても美味しいと気に入ってくれている。
それをパンに乗せて食べる。
後はミルクティー。

これからさらに西。広島へ向かいます。お父さんのたっての希望。どうして原子爆弾が日本に落とされたのか、どれほどの被害があったのか、詳しくご存じ。
前に私が行ったコロンボのうちのお父さんも広島に行きたいと言っていた。「日本がどれだけの大きな打撃を受けて、そこから立ち上がって素晴らしい国にして行ったのか、私たちはずっと観て来た。そしてそれがどれほどすごいことか私たちはわかっています。」って言われたんだった。
スリランカ人は日本の戦争の事や原子爆弾を受けた事を私たちが思っている以上に深く受け取っているし、今もしっかりと教育されている。
それでお年寄りも若い人たちもその事をとても良く知っています。それで広島へ。

長崎も広島と近いんだったら是非訪ねたいんだけど、って言われたけどそれは車ではかなり大変だから次回にした方が良いと思うと言った。
アジアの人たちの日本に対する想いが強く深く伝わってくる。

日本に居たら、アジアとは主に近くの中国や韓国からの情報が多いから、日本は否定され、嫌われている印象が結構強いんじゃないかと思う。
でもそれはアジアの一部だと知っている必要もあるのでは?もちろん中国や韓国人も全員がそれほど日本を嫌っているわけでないことも私は知っています。
それらの国のマスコミや一部の政治家の思惑も多分に入っているのでは?
そう言う感情もありながら、どれほどだれもが日本人が真面目に戦後頑張って来たかを観ていたのか、それを知っている事も大事だと思う。
実際にいろいろなその国の人たちに会って、私はそれを感じています。

一部を全部だと思わないで受け止める事がここでも大事だと思う。
それはお互いに。存在の大切さを忘れないで。

他人と接するように他国と接する姿勢が健康な関係を作るかも。

彼らと数日間一緒に居ていろいろと勉強になったし気付きもありました。
何より赤ちゃんが可愛くて仕方ない。あのクリクリの目。

彼らが無事に広島に着いて観たいものが観れますように。無事にホテルに着いてゆっくりしっかり休めますように。
そして渋滞もひどくなく栃木に無事に帰れますように。祈る想い。
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