季節の中で 暮らしの中で -Through the seasons and daily life-

現代の都会でプチ昔&田舎暮らし
-old & country style in modern urban life

大人の女性のツートンポシェット

2016-12-01 21:52:01 | 工房working place
工房にフェルト講習にいらしたのは滋賀県の方々。
遠くから。
元々の生徒さんの義理のお姉さんで、生徒さんの作ったフェルトのポーチを観て、どうしても欲しいと思って作ることに。
娘さんと一緒にいらっしゃいました。

色選びを慎重に。良く考えて決めた。
そして型紙に丁寧に乗せて行く。

こういう手仕事の講習会自体初めてらしい。もともと手作りは苦手だと。
羊毛を乗せるのも、始めは苦戦していました。
何回かやりやすい方法を紹介する。

何度もその仕草を繰り返すうちに、コツがつかめた。羊毛の並び方が随分違う。
まあそれでも始めに乗せたのもちゃんと縮絨して作品になっていくのだけれど。

しっかりとお昼ご飯を食べて、縮絨をしていく。
そしたら楽しくなってきた。羊毛を乗せる作業はなかなか神経も気も遣うけれど、縮めて行く作業は何も考えないで体をどんどん動かすので楽。
始めは柔らかかった繊細な生地が、ずんずんと硬く一枚になっていくのが面白い。
テンションが上がる。

そうやって「え~!そんなことして大丈夫なの?」って言うくらいにガンガンと摩擦して行くとギュッと縮んだ頑丈なフェルト生地が出来てくる。
それが不思議だと。初めてでもこんなにしっかりときっちりと出来るのが信じられないと。

生地が出来てからも洗って伸ばして、最後のひと手間で随分と仕上がりが変わる。その変貌にも驚く。

良いの出来ました。色も質もとびきり素敵です。
中にはポケットも付いています。スマホと財布とその他の小物がちょうど入るくらい。
これに紐を後で着けます。

       

長く使えます。使うほどに皮のようなしなやかさと光沢が出てくる。
良いもの出来て本当に良かった。


仕事が終わって。また一仕事。
昨日うちに届いた。渋柿一ケース。個数にして50個ほど。

       

とにかく干さないと。
半分は昨日、うちで干した。

       

あとの残りを片づけないと。
ひたすら皮を剥いて行く。

       

そして熱湯で殺菌して紐につけて吊るす。もう夜。

       

干し柿を作るには温かいような気もする。
何かあってもどこかのが成功するように、いろんな条件で吊るしてみた。
うまく出来て食べられますように。
2週間から1ヶ月で食べられるらしい。楽しみ。
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