季節の中で 暮らしの中で -Through the seasons and daily life-

現代の都会でプチ昔&田舎暮らし
-old & country style in modern urban life

小さなお宿

2018-07-12 17:28:27 | 旅 Journey
遡ってアップしています。

オーストリア、ザルツブルグのヴォルフガング湖畔にある羊の牧場のすぐそばにある民宿。
小さな可愛い建物。

バルコニーに出たら、隣の部屋の人の犬が見えた。
犬も泊まれて良いなと思う。

       

食事はここで。

       

玉子にかぶせてある帽子がとっても可愛い!

       

朝食はこんな風。このパンがパン屋さんの焼きたての伝統的なパンで、ものすごく美味しい!すごい贅沢。

       

隣の人と、いろいろしゃべる。山登りが好きで来てるらしい。

部屋でここの羊の毛でここの羊を作った。

       

次の日の玉子の帽子。
こうやって半熟より柔らかい玉子をスプーンで掬って食べるのって、ほんとに美味しい。

       

帰る時、レシートが手書きだった。朝食付きでこの値段。高くないです。
ドイツ語しか通じないけど、とっても居心地が良かった。Wifiも使えます。
次の滞在の時も利用したい。
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Wolfgangsee

2018-07-12 07:40:04 | 旅 Journey
朝、近所を散歩。

教えてもらった道を行く。
まっすぐ行くと牧場が見えた。



広いなー!美しい山の麓、森に面した牧場で悠々と草を食む羊たち。

道は森の中に入って行って、そしてまた別の牧場に出ます。きっと時期によって交代で羊を放つのだろう。
その牧場の様子を見て感動する。



様々な背の低い柔らかな草がたくさん生えている。小さな花も咲いている。中にはすぐに見てハーブとわかるものも。
羊たちにしたらここは草のフルコースの牧場だ。
いろんな味の食感の美味しい甘い、香り高い草が一日中食べられる。

じっと牧場の道で佇めば、その光、水、空気の澄んでいることに気づかされる。
ああ、これがあの美味しいミルクやチーズの源なのだなと。心からそう思わされる。

ここの人たちはとにかく自然を第一に考えています。国民的にエコロジーな考えが強い所だけれど、それにも増して。
エネルギーのこと、生活に使うもの一つ一つのこと、いつも話にのぼる。
そうやって守って来たものがこれなのだなと。
この宝石のような湖、可愛らしいおとぎ話に出てくるような村々、そして人々と子どもたち。その中で育まれる羊たち。
その乳が人を養い、豊かにさせる。
この素晴らしい循環を意識的に作り出している人々の偉大さをしっかりと味わう。

毎日がここでは当たり前に過ぎて行くけれど、それがどんなに多くの人の日々の努力の積み重ねなのか、それがどんなに特別なことなのか。
圧倒されるような思いで過ごしています。
そんな所がこの世の中にあると言うのが素晴らしい。この地球の宝石箱、ザルツカンマーグートの素晴らしさ。

羊の柵はこんな簡単な紐です。電気が通っていて羊たちはそこから出ません。
うまくできてるなと思う。



途中にあった小さな祠(?)



キャンプ場で静かに暮らす人たち。



モーツァルトの名を持つこの湖の輝きを味わっています。
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羊の乳搾り

2018-07-12 05:55:59 | 旅 Journey
羊たちは1日に朝と夕方の2回、乳搾りの時間になったらまきばから帰ってきます。
ふかふかの藁が敷いてある羊舎に入る。



ここの羊舎は高さについてもとても工夫されていて、羊にも世話をする人にも無理のない設計になっています。通路の方が高い。



お乳が張っているので、羊たちは乳搾り台に並んで待っています。



この台もとてもうまく作られていて、柵を開けるとずらっと羊が綺麗に並ぶようになっています。
ミルクいっぱいの乳房が並ぶのが壮観。



搾乳機を着ける前に乳首を拭くのは細い綿状になったおが屑。



搾乳機を着けて絞って行きます。
しばらく絞ったら、搾乳機ごと上に突くように刺激して、残ってるミルクも採ります。



すっかりきれいにミルクを採ってもらった羊は、スッキリとして台を降りて行きます。

そしてまた牧場へと細い道を通って並んで歩いて行きます。
毎日繰り返されるここでは当たり前の事が、私にとってなんて特別なんだろうと思う事しきり。

乳搾り、私も体験させて貰いました。
うまく作ってあるなー、道具も手順も。


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