季節の中で 暮らしの中で -Through the seasons and daily life-

現代の都会でプチ昔&田舎暮らし
-old & country style in modern urban life

山でビッグランチ

2015-10-24 21:48:32 | 旅 Journey
友人の山の民の案内で比良山へ。
初心者の私たちのためにコースを考えてくれた。

しょっぱなから登山口が工事中にて迂回路で進みます。
ここが結構岩場で苦労した。頑張った。
滝を観ました。車を置いたところからそんなに来てないのに、もうすっかり山の中。水しぶきが心地良い。

       

どんどんずんずんと登って行きます。天気が曇りなのかPM2.5か?ガスが多くて見晴らしは良くなかった。
小川に沿ってゆっくりと林の中を歩くのが気持ち良い。良いところだなあ。
取って置きの素敵な所を教えてくれました。

蜘蛛の巣がキラキラ。

       

いつもはもっと苔がキラキラしてて綺麗なんだけど?と彼女。ここしばらく雨が降らず、乾燥してるから苔も草も木も乾いています。
このシダだけは元気。美しい!
名前調べました。常緑性シダ類、ヒカゲノカズラだって。

       

友人が大荷物を持っている。いつもは軽装で山に出かけるのだけど、私たちのためにいろいろ準備してくれたらしい。
まずバーナーとコッヘルを出して湯を沸かし、お茶。息子さんのお土産と言う美味しいお菓子も貰う。ブナの実って初めて食べた。美味しい。苦味がない。

       

綺麗な蜘蛛の巣。

       

岩場の急な山道は始めだけで、その後は緩やかで気持ちの良い林の中の道が続く。どこまでも気持ち良く歩ける。
歩いてるとどんどん元気が出てくるのは森の力?

目的地に着いたらお昼。ここでも彼女はたくさん準備してくれてた。
材料が、いちょう切りにした大根、サバ缶、小松菜、ソーセージ一袋、小餅、味噌。
これを使ってお昼を作るのが今日のお題です。私たちはご飯担当。「おにぎらず」を持って行った。牛肉とゴボウのきんぴらとマヨネーズ入りの玉子焼きを挟んであります。ボリューム満点!

コッヘルはひとつ。水もガスも限りがあります。そこで考えた。
まずサバ缶を入れて小松菜を入れて加熱。小松菜に火が通ったら出来上がり。皿に移して一品。小松菜と鯖のサッと煮。良い味です。
今度はコッヘルに大根と水を入れる。大根はたくさんだったので水はひたひた。そこにソーセージを全部乗せる。そして加熱。
沸騰して来たらソーセージを取り出す。これで一品。茹でたソーセージ。これはパリッとして美味しい。
その後に味噌を解いて餅を乗せる。沸騰したら雑煮の出来上がり。ダシを使わなくても、サバ缶の残りの味とソーセージでうまみが出ています。美味しい!

       

とにかく量が多かったのでお腹いっぱいに。品数も多くてこんな山の中で食べるとは思えない豪華さ!
美味しくて楽しくてゆっくりと過ごす。夫は木に登ってた。

充分休憩したら帰ります。1時を過ぎたら下山するのが決まりと言う。
可愛いフンコロガシに出会った。緑のも居るらしい。観たいな。

       

帰りは行きより早く、でも踏ん張る足がふるふるしてきます。
そしてまた休憩で今度は私が持って行った喜八洲の三笠饅頭を。お腹いっぱいなのに食べれた。

       

なんて気持ちの良い素敵なコースだろう。
しっかりと楽しんでゆっくりとでも歩ききれたのが嬉しい。
毎週のように山に行っている彼女の案内だからこそ行けた所だと思う。それにしてもいっぱい歩いたけどいっぱいしゃべりもしたなあ。

山には季節季節でいろいろな魅力があるらしい。これからも楽しみにまた山に行っていろいろ観てみたい。
たのしかった。








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