季節の中で 暮らしの中で -Through the seasons and daily life-

現代の都会でプチ昔&田舎暮らし
-old & country style in modern urban life

大事なこと

2017-01-13 20:38:32 | 心と体 Mind&Body
長崎二日目の朝。友人に会う前に観光しようと。
長崎は路面電車の街。地元の人は普通に電車と言います。停留所は電停。
その一日券を買う。500円。ホテルのロビーで大抵買える。
電車はどんなに短くても長くても一回乗ったら120円。長崎市の要所を通っているので、この一日券があったら大抵の所に行けます。便利。
一人で電車に乗って、歩いて教えて貰ったお寺に行く。朝早いとお寺だと開いてるので。
中国のお寺です。崇福寺。

       

戸に着いている金具がとっても綺麗。

       

京都宇治の萬福寺に様子が似てるなあと思う。まあこっちの方が中国そのものだけど。後ろにお墓があって、中国人かゆかりのある人だけだってお寺の人が言ってた。金色の仏様。色とりどりの飾りつけ、ながーいふとーい線香などいろいろ観ながらお参りして行く。

そして歩いて浜町のアーケードに。もちろんどこも閉まっている。
それでも一か所産直ショップが開いてたから行ってみたら、なんとも楽しいご当地のうまいものばかりが並んでいる。
それで友人に電話して「材料買って行くからお昼を料理して食べよう」と提案する。
魚も肉も野菜も加工食品もちょっと大阪とは違って興味深い。そして新鮮でとてもおいしそう!

長崎は練り物(天ぷらと言う)が特産。種類も多いし素材が良いからとても美味しい。
これは豆腐が入ったもの。野菜もたっぷり。

       

お昼を食べて友人に連れて行ってもらった、長崎の原爆が投下された所。

       

       

この碑の500m上空で爆発したらしい。

       

その頃の地層を観れる所があって、もちろん瓦やガラス瓶などが融けてくっついていた。
前に来た時に原爆資料館に行って詳しい被害の様子は観たけど、悲惨そのもの。

日本中から寄せされた千羽鶴。

       

焼け残った浦上天主堂から移設された聖人が見守っている。

       

中国か台湾か韓国かわからないけど、外国の人がひっきりなしに訪れていた。
しっかりと観ていてほしい。その意味でも長崎にたくさんの人たちが来るのは良いと思う。

友人と病院に行ってお母さまに会う。
友人がお母さまをマッサージをするのを観てるうちに眠たくなって少し寝た。
「お母さんのそばに居ると、私もいつも眠たくなる」って彼女も言ってた。
去年の暮れにお母さまは倒れて。ずっとそれからつらくて大変な日々だ。

プライバシーになるんだけど、大事な事だから大まかに書こうと思う。
元々旦那さんが調子悪くて、デイケアに預けながら面倒を見ていたお母さま。
金曜日に具合が悪くなったけど、旦那さんがデイケアから帰ってくるからと病院に行かず。
土日も旦那さんの世話をして、月曜日にデイケアに見送ってから自分で病院に。
即、大手術で入院。心臓の病気で悪い血が随分まわってしまって他の臓器にまで被害が及んでずっとそれから集中治療室。

彼女がお医者さんから聞いたと繰り返し言うのは「日本の女性はこういうパターンが多いんだ」と。
我慢しすぎて取り返しがつかない事になってしまう。

私の知人でも思い当たることがいくつもある。
頭が痛いからって病院に行かないで次の日の朝に家族が気付いたら亡くなっていた人もいる。

世の中のお母さん達へ
我慢とか遠慮とかしてる場合ではない。死んだら元も子もない。
まず、自分の身体から出る信号をキャッチして、危ないと思ったら早めに専門の医療機関に診て貰う事。そのことがどれだけ大事か。
大事な家族を思うなら、自分を大事にすることだと本当にわかって欲しい。

わがままって言われても生きてたらそれで良い。本当に家族を思うならそれが家族の幸せだと思う。
長い間、人に尽くして自分を犠牲にするのが美徳だったけど、そう言うのから方向転換する時が来てるんじゃないかと思う。
そろそろ切り替えて行こう。

私もしばらく健康診断受けてなかったから、受けようと思う。私は遠慮とはちょっと違うかもだけど、面倒くさがってる場合と違うなと。
大事な守りたい人がいるんだったらまず自分が生きる事。







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