季節の中で 暮らしの中で -Through the seasons and daily life-

現代の都会でプチ昔&田舎暮らし
-old & country style in modern urban life

羊のお勉強

2012-10-18 21:29:04 | ウールクラフト WoolCraft
今日はワクワクしながら出発。
日本緬羊研究会、畜産技術協会主催の「めん羊を用いた除草管理説明会」ってのに行ってきました。滋賀県近江八幡。

けっこう早く着いたのでお昼を食べる事に。駅前のイオンで。何年かぶりでミスドに行った。

       

これで700円以上。カロリーは十分だけどなんだか頼りない感じ。やっぱり定食とかにしとけば良かった。
でも食べたかったんだよね、たまに。そして食べてる時は美味しかった。この苺のが特に。

日本のいろんなところから羊を仕事や研究対象にしている人たちが集まっています。
駅から会場まで歩いていたらちょうど同じ会場に行く人と一緒になって「小さい集まりですからね」って言ってました。貰った資料。

       

「家畜の多面的機能の活用について」の講演では昔は家畜と言うと食用にするのが主な役割だったけれど、他にも大切な役割があります。ってお話でした。
それに癒し的な用い方や除草をしてもらう。獣害を回避する。と言うのがあった。なるほど。

それから山羊とめん羊による耕作放棄地などを除草する説明が。
山羊とめん羊の特色の違いなど興味深かった。まあでも私はめん羊だな。でも山羊は繋いで飼えるらしいからそれは良いなあ。

休憩の後、これが目当て。我が毛刈りの師匠の講演。「滋賀県におけるめん羊飼育の具体的事例について」
実際に足を使って体を使って感じている羊の実態を具体例を参考にしてまたは図にして発表されました。
病院や学校で飼う事で除草だけではなくてその施設にいる人たちが興味を持ったり元気になったりすると言うところがとても興味深かった。
そして実際に飼ってみるとそんなに臭くないし、危なくないと言う事だったので聞いて良かった。
里山の再生のためにも使われている事例を見て、初めは好意的な感じで始まったその羊活動がだんだん人々を集めて繋げて大好評になっている話まで!
すごいなあ、羊の力。これから認知が広がってほしい。
そして可能なら私もそんな活動に参加したい。夢が広がる。

その後には二つの研究発表。結構面白かった。

一つは羊の鳴き声の研究。鳴き声を分析して親と子、飼育者などの関係と比べて鳴き声の役割、活用を発表されていました。鳴き声がすごくうまい。

もう一つは人工授精の話。私は家畜は殆ど人工授精だと思っていたけど、羊は違った。それでも人工授精が出来たら希少種の保存に繋がると言う事で研究されていました。
前に牛のテレビ番組を観て、牛がいつも乳を出すために人工授精されて生まれたらすぐに引き離されてオスは肉になるために育てられる話を「生き物の話じゃないな、これは工場の話」と悲しく思ったことがある。子どもは自然に出来る方が良いと思う。せっかく生きてるのに。それに子どもも近くにいる方が良いと思う。お母さんのおっぱい飲んで。そうだったら羊はいいな。

その後の質疑応答が面白かった。みんな実際に羊や山羊を飼っていたり研究したりしてる人たちなので、質問も答えもとっても具体的ですごく濃かった。
羊や山羊は小さいころに可愛いからと頭をなでると頭突きをするようになるってのがすごい豆知識~!
可愛いけどなでたらいけません。
あと、羊って思ったより短命だと分かった。6歳だともう結構な年寄らしい。そう思うと羊の一生に採れる毛は数回。大事にしないとね。やっぱり。
仲間同士での小突き合いの話も興味深かった。人間のいじめの事と照らし合わせながら考える。
でも動物って一旦群れの中での位置づけが決まると小突き合いはしなくなるそうだ。それは人間と違うな。


いろんな話を聞きながら考える。いいなあ、こんな羊の世話をしてみたいな。そして毛を刈ってその毛でいろいろ作る。
空き地がきれいになるし、人々が楽しくなるし、世話をする事でも元気になるだろうし、毛でいろいろ作って楽しくそしてそれがお金になったらもっと良いな。
やってみたい事はとても具体的なんだけどどうやったらとかどこで?とか全然わからない。そして金銭的に考えるともうお手上げだ。

私はどこへ行こうとしているのだろう。思う事はこの頃そう言う事ばかり。
今日の勉強はとても楽しくためになった。
でも部屋が暗くなると眠たくなってしまい、昔の授業中を思い出した。
師匠のはちゃんと聞きましたよ! これから生かして行こう。そして夢をふくふく膨らませよう。
そしていつか実現しますように、なむなむ…。
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