エビがタイに…

やまんばさんから送られてきた小包。
ご主人手作りのスピンドルを下さるとの事、楽しみに待っていた。
ご主人は木工の匠、スピンドルは簡単なようでバランスなど難しい、使いよいものとなるとなかなか。丁寧に仕立てられ、磨かれたスピンドルにため息が出る。
その上にその傍らにずっしりと燻製セットが…。

　　　　　　　

これは龍山青少年旅行村の大将のお手製。これを食べたらもうベーコンの世界観が変わるほど。それにニジマスの燻製も。
あ～、ちょっと鼻血がでそうになりました。クラクラ。

やまんばさん、いつもありがとうございます。
３つとも楽しみにじっくり味わいます。

百均強し

ハンドワーククラブにて。

この頃はフェルトボールを作るのが流行っています。
たくさん作って、携帯のストラップや髪の毛を結ぶゴムにします。

　　　　　　　

小さな丸い輪っかを縫い付けると見た感じも揺れる感じもいいです。
付け替えられるし。ピアスにも出来ると思う。
アクセサリーのお店を見て研究した成果。

この前手芸用品問屋でストラップの金具を買ってきたのが一つにつき50円。
たくさん使えないと言うと「百均見てくるわ！」と彼女。
そして帰ってきて手にしていたのは10個で100円のストラップの金具。
安いな。すごいな。
百均あなどれない。
いつも良くて安い物を見つける天才の彼女にも脱帽。

カエルの王様

トノサマガエルを作りたい。
カエルの王様。
キングオブフロッグ。

で、研究して作りました。
ちょっとこわいか？
私にはけっこういい感じ。オトナな感じです。

　　　　　　　

やっぱり目を付ける位置と方向、深さは何回やっても課題だ。
子ども達は「殿様ならちょんまげを付けろ！」と言う。イヤだ。

このカエルの事もあって、この頃は縫い仕事が結構多い。

手が宝、手が資本だからとりわけ手を大事にしているけれど、使っている分傷付きやすい。今日もちょっと深く刺してしまった。
そんな時は嫌だしヒヤッとするけど、いつも思う。「今は痛いけどこれは治る。」
治るっていうことはすごいな。それも放って置いて治る。
ほんと、私がロボットなんかの「物」じゃなくて良かった。物だったらもうボロボロになっているところだ。
生きているってものすごい事。

私の体、いつも治ってくれてありがとう！

プリンセス

女性のための30分フィットネス「カーブス」に入ってちょうど一年。
ちょっと遠いので車で行く。それでも行って帰って1時間。
その手軽さと決まったマシーンを順番に回って行けば終わると言う簡単さが合ったようで一年続いた。

毎月「計測」と言って体重や体脂肪率、筋肉量や体のサイズなどを測るのだが、この半年くらいは殆ど変化せず。この前の3月の計測では増えていた。

1月から私の行っている店でのキャンペーンで「カーブスプリンセス」と言うのにエントリーしていた。
3ヵ月後になっていたい自分とそれに近づくために守りたい約束を3つ。

私の目標は「みずみずしく輝く」。
いつも１～３月は決まって受けるストレスがあって、調子が悪く、4月を迎える頃にはへとへとでカラカラに乾いているので。
約束は「夜12時までに布団に入る」「カーブスに週２回以上行く」「自分にいい事を一日に一つ以上する」

3月の計測の時に「ストレスが原因で体脂肪が増えることがあるんですよ。」と。言われた。それがショック。たいへんな思いをしてそれで体脂肪が付くなんて、それもお腹周りに付きやすいなんて本当に「あほらしい」。
それ以降仇のようにワークアウトに通った。
この一年で初めて週３回ずっと行けた。
ストレスを感じそうになったら、その嫌な思いをするエネルギーを自分をケアするエネルギーに変えた。
約束も途中守れなかった時期もあったけど、だいたいOK。クリアできた。

そのおかげか、今日の測定ではなんと体重も体脂肪も減っていた。筋肉量は増えていた。体年齢も若返った。
この一週間かなり肉や美味しい物を食べまくったと言うのに。
花見などでたくさん歩いたのも良かったのか、ストレスが発散されまくっていたのでその効果か、それはわからないけど。

とにかく４月をみずみずしく輝いて迎える事が出来たのだ。
めでたくカーブスプリンセス優秀賞の賞状を貰って、ティアラを被って記念写真を撮った。
プリンセスと言う言葉はこの年では面映いけど、
今までの自分のルーティーンスランプから脱却できた事は記念すべきすばらしい事だ。

大きなマイナスからではなく、０＋α（ゼロプラスアルファ）くらいからの出発が出来る。今年の４月。
とてもうれしい。表彰状が輝いて見える。
手仕事をしてカーブスに行って、というリズムも付いてきた。肩凝りにも良さそう。
今している運動で出来た筋肉は今までケアしてこなかった体に返す借筋、そして何十年先への貯筋。
これからも運動を続けて元気で豊かな人生を自分の手で作ろう。

桜三昧

夫が久しぶりの平日休。

「さくら観に行こうか？」
「はい。どこに？」
「吉野」
「えっ？」
「日本一の桜らしいで。」

と言う事で、急遽吉野に行く事になりました。
何でも車も人もえらい混んでるといううわさだったので
おやつやCDなどいろいろ準備して車に乗る。

あっけなく渋滞にかからず1時間半で着いた。
駐車場から歩いて下千本、中千本、奥千本と観に行く。

まず下千本、これは駐車場の近く。谷のこちらも向こうも桜でいっぱい。美しい。

　　　　　　　

途中の道はお店がたくさんずーっと並んでいてすごい人。
清荒神みたいだ。
桜なんて見えないよ。

登って行ったらやっぱりお花見ポイントがあった。

中千本と奥千本が見渡せる。やっぱり日本一の桜だ。こんなの初めて見た。
何がきれいって、たぶん全部がソメイヨシノじゃない。山桜や枝垂桜などいろんな桜が混ざっているので、その色合いの微妙な変化が美しい。ウグイスなどの春の鳥が鳴いていて、まるで桃源郷ならぬ桜源郷。

　　　　　　　

　　　　　　　　　

一番のいいポイントはお茶屋さんに入らないと見れない。
それで入って食べたのは吉野名物葛きり。つるつるもっちりとして黒蜜とからまり美味しい。

　　　　　　　

陀羅尼助丸（だらにすけがん）という和漢胃腸薬も名産らしい。義母から聞いたことがある。
トレードマークが三本足のがま蛙らしい。そういえばこの近くの橿原神宮のトレードマークも三本足のカラスだ。一つは多く、一つは少ない。不思議。

　　　　　　　

下草が豊か、美味しそう。セリやハコベなど。

　　　　　　　

この桜は日露戦争に勝ったお祝いに植えられた物らしい。知らなかった。
今までこんなに見事になって受けつがれて、たいしたもんだ、日露戦争。

　　　　　　　

最後にここでしか食べられないと言ううわさの「サクラソフトクリーム」を食べた。桜餅みたいな味。

　　　　　　　

帰りはちょっと混んでたけどやっぱりすんなり家まで。
行ってみるもんだな。行って帰れてよかった。
観ました。日本一の桜。すばらしかったです。

クリニックのお花見

クリニックのお花見に参加。
明石公園に行った。

明石に行くのは初めて。
クリニックでお弁当を貰って、電車で行く。

公園はJR明石駅のすぐ近く。かなり広い。
昨日の大雨とは打って変わって温かい明るい日。
院長先生が神様に電話をしてくれたらしいので、たぶんそれでだ。
桜もまさに満開。最高の日。

大きな池の周りにぐるりといちめんに咲く桜。見事だ。

　　　　　　　

広場で美味しいお弁当を食べる。
暑いぐらいの日差し。

そのあと有志で公園内を散策。
明石城跡からの見晴らしを楽しむ。
日本庭園や図書館、宿泊施設もあるそうだ。りっぱな公園だな。
林の中の道は落ち葉がふかふかしていて気持ちがいい。

バレーボールを輪になってする。
落としてばっかりだけどゲラゲラ笑って、いっぱい動いて楽しい。

寝転んだり話したり。思い思いに時を過ごす。
いちめんの桜の中で。すばらしい時間。
私はクリニックの人たちといるのが好きだし楽しい。
幸せな気分になる。

帰りには患者さんに教えてもらって「魚の棚」という市場に行く。
なんとそこは店の殆どが魚屋さん。

　　　　　　　

いかなごのくぎ煮を買った。
今年は船の事故で油が流出したのがいけなかったらしく、殆ど店で見かけなかったので作れなかった。今日売っていたけどとても大きくてうまく作れそうにない。
これでしばらく楽しもう。お弁当にも入れてやろう。

もちろん今日も帰りの電車でうたた寝

接ぎをあてる

明日から子ども達は新学年。

一年履いた制服のズボンの膝に穴が開いたのを直してくれと言われた。
男の子と言うのは制服でもかまわず鬼ごっこなどをして、泥だらけにしわくちゃにするものだ。膝にも穴も開くだろう。

前にジーンズを直してもらったのを思い出してまねてやってみる。
裏から布を当てて、ミシンのジグザグでひたすら押さえる。
すっかり穴は見えない。そして丈夫になった。
本人はちょっと見た目に不満そうだけど、まあなんとかこれでもうしばらく着る事ができそう。

制服が小さくなるのとボロボロになって買い換えるのとどちらが先かな？

　　　　　　　

新月の夜桜

今日はお花見に行こう！と決めていたのに「ぐうたら」や「ばたばた」であっという間に一日が過ぎ、気が付いた時はもう夜。それでも行こう夜桜を観に。

ちょうど新月の夜。なるほど暗い。空は星の明かりだけ。
木々もなんだかしんとしている。
月の満ち欠けを呼吸で言うなら、ちょうど今日は息をすっかり吐ききったところ。
生命も意識も地面より深くに降りている。
電灯の光だけが輝く。もし電灯がなかったらそれはそれは神秘的な光景だろう
うっすらと薄桃色に闇に浮かび上がる桜。

ここは桜の名所。その名も「さくら通り」。
人も車も桜のトンネルをくぐってお花見。
昼間ならすごい人のこの道も今はひっそり。よかった。

　　　　　　　

電灯の光で歩道に移った影が美しい。まるくぼんぼりの様に咲いた桜の形。

　　　　　　　

花も葉っぱも見上げてみる形が好きだ。
思わず歩道に寝転んで写真を撮った。

　　　　　　　

新月の日に願い事をすると良いと言う。物事の始まりの時だから。
春分の日の後始めての新月が今日、春が季節の始まりとしたら
今日は一年の始まりの日。
私もひそかに願い事を桜の向こうの新月に祈った。

少しずつ工夫して

ハンドワーククラブの作品の仕上げ。

帽子には作成者の名前のタグを縫い付ける。
帽子のふちをミシンで縫うんだけど、直線で縫ってもう一本ジグザグで押さえるとちょっとしたアクセントになる。被るのは男性で使った色もワインレッドと華やかなのでリボンは付けないでステッチで凹凸を出してみる。もう一工夫欲しい所だな。
あとは本人と相談してみよう。

フェルトボールのネックレス。
緑のはお花のような木のボタンを組み合わせてかわいらしく。
紫には銀の玉を組み合わせて高貴でゴージャスな感じに。
しっかりと留め金も固定して紐の長さもタートルネックやシャツの上から付けて丁度いい長さに調整する。フェルトなので肌に直接付けると言うことはあまりないだろうから。

　　　　　　　

渡すのが楽しみ。

トンネルをくぐる

シッティング・ブル主催のグルメハイクに参加しました。

西宮名塩駅に集合して武田尾廃線跡を歩きます。
線路の枕木を踏みながら歩く。横は渓谷、気持ちのいい流れと山々の新緑が美しい。
でも足元を見ないと危ないので時々立ち止まって眺める。

　　　　　　　　　　　

鉄橋もありました。思わず口ずさむ「スタンドバイミー♪」

　　　　　　　

トンネルの中は電灯がなく真っ暗。懐中電灯を付けて照らしながら歩きます。
トンネルは６つ、その中には向こうの端が見えないほど長いものもあって
そんなときは自分の照らす足元だけが光に浮かび、後は本当の漆黒の世界。

　　　　　　　

入り口に立つとき、中は真っ暗なのでちょっと怖い、でもかまわず入っていく。
入ったら次の一歩だけを確認しながら進む。中は涼しい、冷たい湿った空気。
枕木があったり杭が出ていたり水がピチャンと落ちてきたり
大きな水溜りがあったりして小さなスリルが続く。
真横を見てもまったくの真っ暗。
何だか不思議な気持ち、怖いと言うよりワクワクするような気持ちが高ぶるような感じ。これが探検の面白さか？
出口が見えてきたら、ちょっと残念、でも安心。光に向かって進む。
そして出てくる。春の山、暖かい空気、明るい光。

なんだか生まれてくる過程に似てるな、と思った。
一つの世界から別の世界に移行して行くときの通り道。
人間の原初体験。たぶんだから面白い。

いくつかのトンネルを抜けたらお昼。
グルメハイクの名の通り、山上シェフがとびっきりのご馳走を調理してくれます。今日はなんと肉パーティー。
バルサミコ酢ドレッシングのサラダから始まり、まずはリブロースのステーキ。
分厚いのを豪快に鉄板で焼いて行きます。強い火力のバーナーは全開。
これを切り分けてシェフ特製のソースをかけていただきます。
至高の幸福！

　　　　　　　

その後もソーセージのソテーやハーブの香りのサイコロステーキ
舞茸とアスパラガスのチーズがらめソテー、そしてトリが100％牛ミンチのハンバーグ。しっかりあめ色に炒めた玉ねぎの甘さと肉のうまさ、ふんわりジューシーな食べ応えでたまらんうまい。こんなハンバーグ食べた事ない。

　　　　　　　

満足しました、美味しかった！ツアーリーダーさん、そしてシェフ、ありがとう！

ツアーリーダーの方にカエルを一つプレゼントしました。
この日はそのカエルにあわせてコーディネートしてくれたそう。
カッコいい!そしてこのカエルがまたまた大人気。
こうやって腰に下げて使うと言うスタイルがかわいくておしゃれでまた使いやすい。

　　　　　　　　　　　

もちろん桜の名所でもあります。
川とトンネルと桜。

　　　　　　　　　　　

体も心もいっぱい動いていろんな感覚も刺激されて
本当に楽しい一日。
帰りの電車ではもちろんうたた寝。
これからも参加していきたい、ハイキング。