タイムを削るのではなく、質感を上昇させたい


DRM(DAYTONA REST&MOD) with OS技研 Super Lock LSD -nissan スカイライン CKV36
関西地区よりSuper Lock LSDを装着のため来店してくれました。
機械式LSDをリリースしているメーカーは数多くあり、その特性は様々です。モータースポーツ時にタイム短縮を意識したモデルが多い中、まるで純正装着かのごとく静かで、かつ確実に路面とタイヤのスリップロスを抑制する機械式LSDの存在は非常に稀です。
通常の機械式LSDでは、ロックーアンロックへと移行する動きがフリクションプレートに依存しているため、切り替わりの衝撃が大きく 結果、機械式LSD特有の”引きずり感”を助長してしまう結果となっています。
対するSuper Lock LSDは、LTCS(ロックタイミングコントロールシステム)の採用により、アクセルを踏み込み100%のロックするタイミングにおいて、プレッシャーリングやスプリングの手助けによりマイルドな切り替わりとなり、基本的には同じ機械式LSDであっても、その内部は大きな相違があります。
競技車両ならいざ知らず、タウンユースを主としながらスポーツカー的な要素を引き出したいならば、DRMセッティングによるSuper Lock LSDの右に出るLSDは無いと断言できます。
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