明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 




小学生の頃、子供向けの古事記やギリシャ神話の類いが好きで、学芸会で大国主命が主人公の紙芝居をやったことがある。たしかウンコが出てくる話で、別な時には靴下に角や牙を着け東京コミックショーのように八岐大蛇の人形劇風をやったこともある。それを思い出すと、最近、仙人のことなど考えてるし、何だか、これからやろうとしてることとあまり変わらないような気がしてきた。私の創作の原点である“頭に浮かんだイメージは何処へ消えて行ってしまうんだろう”と丁度思い悩んでいた頃であろう。しかし大人に質問しても無駄だ、ということはすでに知っていた。肝腎なことは誰も教えてくれない。金魚を眺めるか、じっと目を閉じるか。


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