明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



山にこもつて修行している僧侶が、訪れた二人の友を送って行ったら話に夢中になり、つい石橋を超えてしまい、それに気付いて笑っている三人。これをうっかり面白いと思ってしまった。あそこの石橋を持ってきたら面白い。そこまで来ると、養老孟司いうところの”人間は頭に浮かんだ物を作るように出来ている“という厄介な仕組みが発動してまい。そういえば、と思うと三人の一人が陶淵明だった訳で有る。もっとも今日一日の大半を李白だと思って作っていた。しかし結果ほとんど変わらず。一番厄介なのは写真が潤沢に残っている人物を作る場合である。



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