明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



朝起きると今拓哉さんはサーフィンに出掛けていた。今回誘った友人に通風で酒は飲めないから止めるというので、飲めなくたって良いじゃないか、といったが、並んだ一升瓶の空き瓶を見て来なくて良かったと思った。私は二十代の頃、一年の断酒の後の日本酒で二日酔いをしたが、その一回だけで二酔いをしない。この体質のおかげで、様々反省する機会を失ったまま今に至っている。 サーフィンから帰り、疲れているに関わらず、今さんに朝食を作ってもらう。今回ほとんど米を食わずに終わってしまった。エアコンの効いた部屋でひたすら飲んだだけだが、南房総の肴が、これはここまで来ないと味わえず、それに合う地酒『寿萬亀』が悪いので、我々は全く悪くはないのだと口々に。『カネシチ水産』で昼食後東京へ。車中、明日より一休宗純を作るつもりだったが、気が変わり、無学祖元の喉元に剣を向ける蒙古兵の制作により快楽の延長を計ることに。

 



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )