明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



和田浦で残念だったのは、今日、明日辺りから鯨漁が始まり、解体場での解体を見学し、その場で生の鯨肉を入手出来ることであった。小学校の給食の硬くて筋だらけの鯨を子供に食わせ、美味い所は誰が食っていたのであろうか。そのうち冷凍ブロックを注文したい。 昨日はその日に帰るか、もう一泊するか決めていなかったので、確認するとみんな帰るという。飲み疲れが明らかである。私も実はもう帰って制作に入りたくなっていた。この流れからすると、予定していた一休宗純ではなく蒙古兵だな、と。 日本の甲冑と違い、実に様々である。基本は革で軽かったという。馬も連れて来たろうが、馬の運搬は熱を出したりするので難しいらしい。地続きの国を攻めるのと違い、戦力の低下は避けられなかったろう。 それにしても行き当たりばったり、昨年まで爪の先ほど考えたこともなかった元寇を作っている。澱まざること外房の海の如し。自分を驚かせたり、呆れさせたりするのは、自分しかいない。



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