女性は年を重ねると美が衰えていくことに気づく。肌がツルツルだったのに、違ってきた。化粧のノリが悪くなった。それは、ある程度受け入れていかなければならない事実として、どのように精神と身体のバランスをとっていくのか…は女性の永遠のテーマなのかもしれない。ただ、一つの解決としては、女性はいくつになっても、恋によって輝くものということなのでる。 人気舞台女優ジュリアは、毎日が舞台の仕事で充実はしていたが、一方で刺激がなく、かわり映えがしない毎日に飽き飽きしてもいた。そんな時ジュリアは、息子のように年が離れた青年・トムと恋に落ちる。しかし、そんな恋が長続きするはずもなく…。すぐに年下の彼に新しい彼女ができてしまう。
クライマックスでジュリアは胸のすくような芝居を見せるが、それはそれは爽快な場面となっている。
原作は、イギリスの文豪サマセット・モームの『劇場』。1930年代が舞台になっているため、衣装や部屋の飾り付けが綺麗。ジュリアに扮するアネット・ベニングが、舞台女優の悲哀や中年女性としての葛藤を見事に演じている。
クライマックスでジュリアは胸のすくような芝居を見せるが、それはそれは爽快な場面となっている。
原作は、イギリスの文豪サマセット・モームの『劇場』。1930年代が舞台になっているため、衣装や部屋の飾り付けが綺麗。ジュリアに扮するアネット・ベニングが、舞台女優の悲哀や中年女性としての葛藤を見事に演じている。