夢千代日記

SHIMAちゃんの徒然日記・雑記

『ジュディ 虹の彼方に』

2020年03月09日 10時35分57秒 | Weblog

ジュディ 虹の彼方に

 

『オズの魔法使い』『スタア誕生』などで知られる女優・歌手ののジュディ・ガーランドの伝記作品を『ブリジット・ジョーンズの日記』『シカゴ』などのレネ―・ゼルウィガーが演じている。レネ―は、自ら全曲を歌い上げている。共演はフィン・ウィットロック、ジェシー・バックリーら。監督は『トゥルー・ストーリー』のルパード・グールドが務めている。

 

ミュージカル映画のスターだったジュディ・ガーランドは、遅刻や無断欠勤を重ねた結果、映画のオファーが亡くなり、借金がかさみ、住む所もなく、子どもたちを連れて巡業で生計を立てていた。

子どものころから太りやすい体質で、食事制限をさせられ、さらに、薬漬けにされて仕事を続けていたことから、不眠症、不安神経症、アルコール依存を患い、もはや体はボロボロだった。

そして1968年。イギリスでの公演が決まり、子どもたちと暮らすために全てを懸けてステージに挑もうとする。

 

ラスト7分。名曲「Over the Rainbow」までの流れ。

レネ―・ゼルウィガーの魂が伝わる。『ブリジット・ジョーンズの日記』では笑って楽しませてもらったけど、『シカゴ』のようなハードな展開もできる女優だといことをお忘れなく。

ジュディ・ガーランドに詳しくなくとも、ジュディの過去作品からも想像を働かせることができ、鑑賞できる。

映画を観てから、Wikipediaと照らし合わせたら、映画のエピソードもひとつとなり、納得できた。

ロンドン公演終了から半年後、ジュディ・ガーランドは47歳という短い生涯を閉じた。