夢千代日記

SHIMAちゃんの徒然日記・雑記

映画でミュージカルの迫力!堪能するしかない!「ドリームガールズ」

2007年03月07日 17時07分56秒 | Weblog
 この舞台が終わってほしくない…最後はそう思いながら心の中で拍手している(実際は映画なのでブラボー!というのは気がひけるので)。それが、映画「ドリームガールズ」ではないだろうか。
 1980年代の伝説のミュージカルの映画化である。60年代から70年代のモータウン・サウンド最盛期に仲良し3人で結成した女性ボーカル・グループのサクセスストーリーをショービジネスの裏側や人種差別撤廃運動など、アメリカの歴史の背景を交えて描く。
 第79回アカデミー賞では、6部門8ノミネートされた。また、最優秀助演女優賞にジェニファー・ハドソン、最優秀助演男優賞はエディ・マーフィが選ばれ、話題をさらったことはご承知のとおり。評判どおり、ジェニファー・ハドソンは圧倒的歌唱力で観客を魅了する。その歌声は、スクリーンの枠の中にはおさまりきれない。ジェニファーが助演女優賞ではなく、主演なのでは?と感じるのは私だけではないだろう。しかし、この映画では出演者みんなが゛確かな芸゛を見せてくれる。歌、踊り、音楽のすべてで最高レベルなものを感じられるエンターテインメント作品なのである。
 ジェニファーの迫力ある歌が注目されているが、主演のビヨンセがクライマックスで『Listen』を歌い上げるシーンは圧巻である。この映画にビヨンセが必要である理由はここにあると言っても過言ではないだろう。エディ・マーフィやジェイミー・フォックスのパフォーマンスももちろん本物である。 
 話題作が好きでない人もぜひ観ておくことを勧める。