村で長年、木こりをしてきた岸克彦は、妻に先立たれ息子の浩一と二人で暮らしている。しかし、浩一との関係は、ぎくしゃくしていて、うまくいっていない。克彦はある日、村で映画の撮影をしていることを知る。ひょんなことから、エキストラとして映画に出演することになった克彦は、気の弱い新人監督・田辺幸一と知り合う。
映画撮影のことなど素人にはわからないが、見たことがない撮影風景に惹かれ、村での撮影に協力していく。
新人監督は自分の息子と同じ年ごろ。、監督とふれあい、映画に関わっていくうちに克彦の考え方にも少し変化が現れてきて…。
岸克彦を演じる役所広司は、この役では、真面目さが空回り。一生懸命やろうとすればするほど、周りとズレる。そのギャップがおもしろい。誠実さがにじみ出てくる人柄で、実にいいのである。
小栗旬が演じる新米監督が、人間として監督として、徐々に成長していく。その変化に胸をなで下ろしつつ、岸とのかけあいにほっこりしよう。
このところ、小栗旬はいろいろな役柄を演じている。さわやかな青年やコミカルな役など、役者として幅が出てきた。これからも次々映画公開が控えているので、チェックだ。
劇中劇で出てくる山崎努の、怖くも笑えるその演技っぷりは、すごい存在感。
あそこもここも、抜け目がない秀作である。劇中劇に、何かのメッセージがあるような、ないような。
監督は『南極料理人』の沖田修一、克彦の息子・浩一には若手実力俳優の高良健吾。他に、劇中劇に出てくるのは平田満、臼田あさ美など。
映画撮影のことなど素人にはわからないが、見たことがない撮影風景に惹かれ、村での撮影に協力していく。
新人監督は自分の息子と同じ年ごろ。、監督とふれあい、映画に関わっていくうちに克彦の考え方にも少し変化が現れてきて…。
岸克彦を演じる役所広司は、この役では、真面目さが空回り。一生懸命やろうとすればするほど、周りとズレる。そのギャップがおもしろい。誠実さがにじみ出てくる人柄で、実にいいのである。
小栗旬が演じる新米監督が、人間として監督として、徐々に成長していく。その変化に胸をなで下ろしつつ、岸とのかけあいにほっこりしよう。
このところ、小栗旬はいろいろな役柄を演じている。さわやかな青年やコミカルな役など、役者として幅が出てきた。これからも次々映画公開が控えているので、チェックだ。
劇中劇で出てくる山崎努の、怖くも笑えるその演技っぷりは、すごい存在感。
あそこもここも、抜け目がない秀作である。劇中劇に、何かのメッセージがあるような、ないような。
監督は『南極料理人』の沖田修一、克彦の息子・浩一には若手実力俳優の高良健吾。他に、劇中劇に出てくるのは平田満、臼田あさ美など。