夢千代日記

SHIMAちゃんの徒然日記・雑記

『ある天文学者の恋文』

2016年09月30日 13時17分16秒 | Weblog

著名な天文学者エドは教え子のエイミーと秘密の仲だ。

ある日、出張中のエドから「もうすぐ会える」とエイミーにメールが届く。

が、エドの代理の教授は、数日前にエドが亡くなっていたことを生徒たちに告げる。

エイミーはエドが亡くなっていることを信じられず・・・。

 

とても愛の深さを感じる映画。

好きな人に死んでもなお、とことん愛されるなんて、とても素敵なことだ。

愛情の表現が論理的で、知的なのはこの映画のポイント。

謎解きのミステリーというのではなく、手の込んだラブストーリー。怪しい雰囲気を醸しつつも、怪しさはない。

こんなに愛されてるとわかったら、一歩ずつ進もう!と思えるであろう!!

なぜ、エイミーが危ないスタントの仕事をしているか?ラストに伏線が回収される。

 

エドはジェレミー・アイアンズ、エイミーをオルガ・キュリレンコが演じる。

監督は『ニューシネマ・パラダイス』のイタリアの名匠ジュゼッペ・トルナトーレ。

 

 


『だれかの木琴』

2016年09月27日 09時15分45秒 | Weblog

誰もが持つ、孤独、孤立、闇・・・。それらを淡々と描く作品。常盤貴子と若手演技派で注目の池松壮亮が共演。

登場人物それぞれに、歪みやズレがあるが、それぞれの立場で日常生活をおくる。

誰が狂気か、何が狂気か。ひとつ間違えると怖い。誰の日常にも潜む危険。