夢千代日記

SHIMAちゃんの徒然日記・雑記

「おくりびと」

2008年10月19日 10時12分08秒 | Weblog
 遺体を棺に納め、故人を黄泉の世界に送り出す納棺師。その仕事にスポットを当てながら、人間関係、夫婦関係を紡いでいく。
 楽団の解散により仕事をなくしてしまったチェロ奏者の大悟は、妻とともに故郷の山形に帰ってくる。新聞広告を見て大悟が面接に行った会社は゛旅立ちのお手伝い゛をする仕事だった。
 一つ一つのシーンすべてに意味があり、心を打たれる。納棺までの所作も美しかった。人の内面に訴えるこの映画が、外国人から評価を受けたことがまた素晴らしい。
 監督は滝田洋二郎。主演は本木雅弘でその妻に広末涼子。

「容疑者Xの献身」

2008年10月07日 10時17分52秒 | Weblog
 福山雅治と柴咲コウの主演で人気のドラマ「ガリレオ」を映画化。映画ならではの豪華キャストと映像が魅力的。
 ある殺人事件の調査に乗り出した学者の湯川学は、大学時代の同窓生で数学教師の石神と再会。石神は容疑者の隣に住んでいた。容疑者と石神の関わりについて、湯川は疑問を持ち、事件の真相に迫る。
 天才数学者を演じるが堤真一の役柄がなぜ゛枯れて゛いるのか、生きる希望がないのかその背景の描き方が弱い気がする。そのため、ラストで感情移入するのが難しいかも。