夢千代日記

SHIMAちゃんの徒然日記・雑記

『まほろ駅前狂騒曲』

2014年10月27日 12時24分57秒 | Weblog
前作の映画、それに続くドラマときての再度の映画化。いろいろと冒険した前作の世界観にファンは多い。主役二人からかもし出される朴訥感もいい。

瑛太と松田龍平の独特の間合いは健在。むき出しの一所懸命さは伝わらないが、そこが魅力。今作はこれまでの‘ゆるさ’は控えめ。社会的な問題も取り上げつつ、かなり真剣モードの展開となっている。悪いやつであるはずの高良健吾の役が、悪いやつでないというのがポイント

ひょんなことから、行天の元妻から子どもを預かることになった多田。子どもが苦手な行天には、そのことを内緒にしている。
しかし、そのことから思わぬ事件が発生して…。

出演はほかに、真木よう子、本上まなみなど。監督は前作と同じように大森立嗣がつとめた。


『ふしぎな岬の物語』

2014年10月21日 15時30分48秒 | Weblog
すでにご存知の方が多いと思われるが、吉永小百合が主演とプロデューサーを務めた作品。

南房総の岬のあるカフェを中心にした日々の生活が描かれている。

ホロリとさせるシーンもあり、日本的情緒のある作品。『八日目の蝉』の成島出が監督で、後半一気にたたみかけていく手法は生きる。

出演は吉永小百合もほかに、笑福亭鶴瓶、阿部寛、竹内結子など。キャストは、それぞれに個性的で申し分なし。

悪くはない、ジンとくる日本映画なのだが、ただ、個人的に評価するのが苦手な傾向の作品で、どう紹介していいのか…難しい。ストーリーが思ったとおりに進むので、特徴がなくなっているのかもしれない。となると、脚本の問題か…。

岬には行ってみたくなるだろう。