夢千代日記

SHIMAちゃんの徒然日記・雑記

「茶々 天涯の貴妃」(試写会)

2007年12月20日 22時43分25秒 | Weblog
 誰もがよく知る戦国時代の歴史。戦国の武士たちと、その時代に翻弄された女たち。強さが必要だったのは、男たちばかりではなく、女たちも強く生きることが必要だった。これは、強くも悲しい女たち(複数形にしておく)の短い生涯の話である。
 織田信長の妹、お市の娘の茶々は、父を殺され、憎しみを持つ豊臣秀吉の側室となる。そして、秀吉の子を産む。妹たち二人もそれぞれ、秀吉の命を受け嫁いでいたが、末の妹である小督までもが、徳川家康の嫡男・秀忠に輿入れすることとなった。姉と妹の数奇な運命を見守ることとなった次女のはつ。小督と秀忠との間にできた娘・千も含め、女たちは時代につき動かされることとなっていく。 この映画に登場してくる歴史上の人物は、誰に焦点を当ててもストーリーはできる。大河ドラマでも戦国時代は繰り返し放映されてきた。ただ、どんな脚本にするかは自由。よく知る時代の話だから、安心して観れるし、また自分の知ることとは違う捉え方をしている点もあるはず。映画らしい迫力ある映像と豪華絢爛の衣装やセットも見所であることは言うまでもないだろう。 この映画のために京都・伏見桃山城を全面改装。大阪城に見立てて、大阪夏の陣を撮影している。 茶々には、元宝塚歌劇団宙組の男役トップスター・和央ようか。宝塚退団後の初演技となったのが今作であり、話題となっている。
 三姉妹の末っ子・小督を演じる寺島しのぶは、ベテランの域に達してきたような、ドンと構えた演じっぷりを見せている。次女のはつを演じるのは富田靖子。豊臣秀吉役には渡部篤郎、徳川家康役には中村獅童となっている。

「アイ・アム・レジェンド」(試写会)

2007年12月07日 21時52分50秒 | Weblog
 ウィル・スミス主演の映画なのでわかりやすいヒューマンもの?と思っていると意外な展開で驚くかもしれない。ウィル・スミスがたくさんの゛オバケ゛と戦う。
 観ていると、どこを落とし所にするのかなぁ…と気になってくるだろう。
 原作はリチャード・マシスンのSF小説「地上最後の男」で、3度目の映画化となる。