アカデミー賞俳優のジョージ・クルーニーとジュリア・ロバーツが『オーシャンズ』シリーズ以来の
夫婦役…いや、元夫婦役で再タッグ。予告編で楽しそうな雰囲気があったので鑑賞した。
デヴィット(ジョージ・クルーニー)とジョージアは別れて20年になる元夫婦。娘が5歳の時に別れてか
ら、必要に迫られた時に会ってもいがみ合い。娘はかわいいが、元妻とは隣にいたくない、お互いが
そう思っている。
愛娘リリーはロースクール卒業し、弁護士になることが決まっているが、友人と二人で卒業旅行でバ
リ島へ。海の中で遊びすぎてボートに置いていかれた二人は、たまたま通りかかったボートに助けら
れ、リリーはある青年と出会う。
その37日後、「現地の男性と結婚する」と連絡を受けた元夫婦は急遽バリ島へ向かい、娘の“スピード
結婚”を止めるべく協力する。
弁護士になる将来を捨てて結婚する。自分たちの過ちを繰り返してほしくない二人は、結婚阻止ミッ
ションを発令する。
そして、夫婦は自分たちが結婚した25年前のことがよみがえってきて…。
タイトルの“チケット トゥ パラダイス”の意味ががラストに向けて判明していく。
当初『ある男』を鑑賞するために映画館に向かったが、この映画の上映時間がピッタリだったので、
こちらに変更した。久しぶりの洋画鑑賞となり、字幕映画の雰囲気も楽しめた。予定調和な内容では
あるが、それもハリウッド映画らしくていいと思う。