夢千代日記

SHIMAちゃんの徒然日記・雑記

『KINGDOM Ⅱ キングダム遥かなる大地へ』

2022年07月16日 22時00分55秒 | Weblog

キングダム2 遥かなる大地へ

原泰久の大人気漫画をえいそした2019年の映画『キングダム』の続編。

時代は紀元前の春秋戦国時代の秦。天下の大将軍になることを夢にもつ戦災孤児・信(山崎賢人)は、弟のクーデターにより玉座を追われた若き王・嬴政(えいせい・吉沢亮)と出会い、河了貂(橋本環奈)や山の王・楊端和(長澤まさみ)などの力を借りて嬴政の玉座奪回に成功した。

その半年後。


隣国の魏が秦への侵攻を開始。嬴政の号令の下、蛇甘(だかん)平原で軍を起こす。
歩兵として戦場へ出向いた信だが、同郷の尾兄弟や頼りなさ気な伍長と子どものような風貌で哀しげな目をした謎の人物・羌瘣と共に、5人組を組むことに。
信が配属された隊の大将・縛虎申(ばくこくしん)は、無謀な命令を下す。秦の総大将からの援軍が来ないまま、戦は秦が不利になっていく。

前作に続き監督は佐藤信介。映画の中身のほとんどは戦闘シーンである。特に今作は、人気キャラクターの羌瘣を清野菜名が演じていて、そのお披露目感が強かった。華麗というよりは、力強さが勝る。
まだ続きがあるので、そのつなぎの章というところの内容と思われた。

そしてこの作品、高嶋政宏や満島真之介などのこれまでの出演陣のほかに、最後の最後に呂不韋役で佐藤浩市が登場してきたので、さらに脇役がものすごい豪華俳優!! 主演の山崎賢人は細い感じが消えて強さが出てきた。
エンドロールの後、‘’Ⅲ‘’の予告編があるので本編が終わってすぐに座席をたたないようにしたい。


『ビリーバーズ』

2022年07月14日 10時15分33秒 | Weblog

ビリーバーズ

テレビのトーク番組「ぼくらの時代」に磯村勇斗、毎熊克哉、泉澤祐希の3人が出演のおり、『ビリーバーズ』という映画で無人島にいたという話をしていて、磯村勇斗は結婚感に‘’子孫をあちこちに残したいので一夫多妻がいい(笑)‘’と言っていたので、何かのサバイバルゲームのようなのか?と思い映画館に足を運んでみた。
あまりの衝撃に、鑑賞後は友人に『ビリーバーズ』という映画を観たとメールするとその映画のことを知らないので調べるということだった。
そして、その改めての返信メールには、原作は山本直樹なん!めっちゃやばいでその人のやつ。エロくて、カルトな人気がある、と。
そうなのです、エロくて、カルトな映画であることに間違いない。えーー!と思う問題作なのである。

ということで、山本直樹の同名漫画を基に『女子高生に殺されたい』の城定秀夫監督が映像化。
磯村勇斗、北村優衣、宇野祥平、毎熊克哉が出演している。
あるカルト教団に所属する2人の男性と1人の女性が無人島で共同生活し、‘’孤島のプログラム‘’である、瞑想や夢の報告をしたりと邪念を取り除くなどの指令に取り組んでいる。‘’安住の地‘’へ行くための修行。
だが、徐々に3人の関係性が崩れ始めたころ、教団も思わね方向へと進んでいく。

男女3人の孤島での生活。邪念が振り払われるわけはなく。エロいシーンはたびたび登場するので要注意!
カルトの行く着く先は?このご時世によぎることはあるけれども。
磯村勇斗はいろいろな役柄をやっていて、それを楽しんでいる感じがあっていい俳優になりそうだ。


『PLAN 75』

2022年07月01日 22時52分44秒 | Weblog

PLAN 75

第75回、カンヌ国際映画祭「ある視点」部門受賞作。

日本は“高齢化社会”ではなく、すでに“高齢者社会”に突入している。そして、2025年には団塊の

世代が後期高齢者となり、国民の5人に1人が75歳以上となる。少ない子どもたちで多くの高齢者

を支えることになるこの問題を正面から捉えた作品。

75歳以上が自ら生死を選択できる〈プラン75〉が国会で可決し、施行された。
夫と死別し、一人で暮らす角谷ミチ(倍賞千恵子)は78歳。ホテルの客室清掃の仕事で慎ましく

暮らしてきたが、突然、解雇される。職を失い、住む場所も失くしそうになった彼女は、〈プラ

ン75〉の申請を考え始める。

一方、〈プラン75〉の申請窓口で働くヒロム(磯村勇斗)は、的確に業務を遂行し、死を選んだ

高齢者に“その日”までサポートするコールセンターのスタッフ瑤子(河合優実)は、担当となっ

たミチの頼みで会うことに。

そんな時、ヒロムのおじが〈プラン75〉を選択し、手続きにやってくる。そうこうする中で、

ヒロムは“あること”の真実に気づいてしまう。瑤子もまた、このシステムについて疑問を持ち

始めていた。

ミチの同僚清掃スタッフを大方斐紗子、〈プラン75〉の施設で働く男性スタッフを串田和美

とベテランキャストが揃う。
監督・脚本は本作が長編初監督作品となる早川千絵。年齢により命を線引きするという重い

テーマを、繊細なタッチで描いた。

“生きて逝く“ということをどう捉えるか?を突きつけられる。一人でも多くの人に観てほし

いと思う。日本は、いつこういう法案が成立してもおかしくないところまできている。

外国人の介護スタッフが存在ということも日本は直面していることも忘れてはならない。