かけがえのない愛する家族のために、男は戦った「シンデレラマン」

　男は愛する家族のために、どこまで頑張れるのか。何のために戦うのか。
　アメリカが大恐慌の時代。人々は、夢と生きる希望を失っていた。過去に、ボクシングで身をたてていたブラドック（ラッセルクロウ）もボクシング資格を剥奪され、皆と同じように職を失い、日々の生活に苦慮していた。電気は止められ、子どもは病気になる。もう、借金をするところもない。そして、ブラドックはマネージャーからもちかけられた゛一晩だけの試合゛を受ける。妻のメイ（レネーゼルウィガー）が反対しても、彼は生活のために戦うことを選ぶのだ。
　だが彼は、勝ち目のないその試合で相手をノックアウトし、観衆を熱狂の渦に巻き込む。それは、新しい伝説の始まりだった。
　「ビューティフル・マインド」でアカデミー賞を受賞したロン・ハワード監督作。ロマンティックで劇的な展開だが、これが全て実話であるということに驚かされる。ラッセルクロウが、子どもとふれあうこころやさしいお父さんを演じていることが以外か？レネーゼルウィガーは愛情あふれる母親を演じているが、相変わらずかわいらしいしぐさでなごませてくれる。でもちょっと、リバウンドを繰り返しているので肌に張りはなくしているかも？
　とはいえ、ノスタルジックな映像で郷愁に誘われるし、涙ポイントもある。２時間２４分、見応えあります。
～厚生年金会館大ホールにて試写会～

八代氏、無所属で出馬

　公明党議員との連携重視で小選挙区から立候補しないと言っていた八代英太氏が、自民党本部から比例区候補者にならないこととなり、自民党を離党して小選挙区の東京１２区から無所属で立候補することになった。
　自民党の福祉枠から立候補できるとかで、郵政改革に反対を投じながら、自民党公認を得られるという特例が認められるのかどうか、注目されていた。
　これって、何？八代氏の考えも甘いし、本気で公認しようとしていた小泉さんていったい…。まぁ、今まで一緒にやってきた自民党所属議員より、公明党の方が大事ってことがよくわかりました。公明党と連携するより、自民党単独政権の方がいいんじゃないんですか？そこまで郵政にこだわるか！？

プログラムの変更

　夏休みも終わりに近づき、先週土曜日あたりから映画のプログラムが、夏休みメニューから変更になってきています。　邦画では「容疑者・室井慎次」、「釣りバカ日誌１６」。洋画では「奥様は魔女」「ライフ・イズ・ミラクル」など。特に「容疑者～」は「踊る大捜査線」のアナザーストーリー第２弾として、またまたヒットするのか注目されるところ。９月に入ってからも、韓国映画の「南極日誌」など話題作の公開が控えている。　大作を観るか、小劇場系を観るか悩むところ。

造反議員が自民の比例候補に？

　郵政問題で反対票を投じた八代英太氏（自民党・前職）が、小選挙区で立候補をしないと表明していたが、自民党の比例代表での立候補の可能性が出てきた。八代氏と言えば、郵政の造反議員として、なぜ郵政改革に反対したかテレビ番組でも持論を展開していた人。八代氏の同選挙区に公明党議員が立候補しており、立場を譲った？として、注目されていた。
　票を譲ったことで小泉首相に感謝されたのがこの決定となるのか？でも、造反議員は公認しないと言い切ってましたよね。結局、今まで国民の知らないところで、グズグズなことをいっぱい繰り返してきたってことの証？ってこと？？

ピアノマンは芝居だった

　英国の海岸で４月に保護され、謎の「ピアノマン」として話題になった男性について大衆紙デーリー・ミラーが、医師らを「かついでいた」と報じた。報道が事実なら男性の振る舞いは芝居だったことになる。最近、医師らに自分がドイツ人であると打ち明け、ドイツに帰ったという。
　当初はプロ級と伝えられたピアノの腕前も実際は同じキーを繰り返したたくぐらいだったとか。
　男性は、パリで働いていたが、職を失い、英国入り。渡された紙にグランドピアノの絵を描いたのは「最初に頭に浮かんだから」と説明したという。
（８月２２日、毎日新聞夕刊より）
　゛ピアノはプロ級！゛とか、結局、マスコミは正しい情報を伝えていたの？誰か知り合いは見つかったの？…よくわからない話ですね。

女児を首まで埋めるー同居の会社員逮捕

　埼玉県警春日部署は１７日、゛しつけ゛と称して小学４年の女児（９）を庭に埋めるなど虐待をしたとして、春日部市の会社員、三山（みやま）英志容疑者を傷害容疑で逮捕した。
　三山容疑者は６月１日午後から１１時、女児が学校生活上の約束を守らなかったことに腹を立て、背中や顔を数回殴る、蹴るなどし、更に、自宅の庭に直径約５０センチ、深さ約５０センチほどの穴を掘って首まで埋めるなどし、背中や顔に２週間のけがを負わせた疑い。この穴は、普段は生ゴミを埋めることに使われていた。
　女児は妻と前夫の間の子で、０３年１０月ごろから三山容疑者と同居していた。６月２日、女児の顔のあざに気付いた小学校の教諭が県立越谷児童相談所に通報。児童相談所は虐待を確認し、女児を施設に保護した上で、両親などから事情を聴き、７月１日に春日部署に告発した。女児は傷も治り、元気に生活しているという。
～毎日新聞８月１８日、夕方より抜粋～

　昨年の１０月に児童福祉法が改正され、児童虐待が゛疑われる゛場合も通報が出来るようになった。おかしいのでは？と気付いたら児童相談所へ連絡を心がけたい。そして、体の傷は消えてもこころの傷は簡単には消えない。女児も何かの折りに虐待されたことを思い出すだろう。

里谷多英、書類送検

　スキーのモーグル里谷多英選手が泥酔し、クラブの従業員を殴る、蹴るの行為で書類送検された。従業員が酔っている里谷を注意したところ、里谷が殴る蹴るといった暴力。従業員も殴っていたが、お互いけがはなかったとか。
　里谷といえば、前回も酒の席で醜態をさらしてしまい、社会人としての行動に問題があることが露呈していたところ。どんなストレスを抱えているかは知らないが、いかなる理由があろうとも暴力は犯罪。お酒を飲むと人が変わってしまうということがわかっているなら、大人として、アルコールとの付き合い方はわかっているはず。このままだと、スキー関係だけでなく、社会からも見放されることにもなりかねない。
　フジテレビの対応が気になるところだが、オリンピックまではがまんする？

「アイランド」は地上の楽園なのか？

　完璧な管理体制の中で、地上最後の楽園「アイランド」での生活を夢見るリンカーン（ユアン・マクレガー）。しかし、ある日彼は、恐るべき真実を知る。そこには、人類の命を動かす巨大な陰謀があったのだ。仲間が夢見る゛アイランド゛とはどこにあるのか？
　現在開発がされているクローン実験。この映画は２０１６年、更にその実験は進み、クローン人間が生産開発されるという、近未来ＳＦ活劇となっている。臓器移植や代理母出産などを目的に製品化されるクローン人間。人類のエゴが渦巻く。クローンの左手首に焼印を押し、製品と呼ぶ。命をもてあそぶ博士が、将来でてきそう（今もすでにいる？）で恐ろしくなる。人間って、なんだろう。
　共演はスカーレット・ヨハンソン、監督は「アルマゲドン」のマイケル・ベイ。
　

古典芸能に触れる

　本日、大阪薪能を鑑賞。古典芸能というと゛難しい゛というイメージがあり、とっつきにくさがあるかもしれませんが、ストーリーはしっかりしていて、人間がだれもが持つ感情や社会に必要なルールみたいなものが土台となっています。だから、動きを観ているだけでも何を表現しているのかがわかるでしょう。しかも、薪能では荘厳な雰囲気になり、感情が揺さぶられることもあると思います。　

音と映像でチェ・ジウの魅力再確認

　韓国の人気女優、チェ・ジウが自身出演のドラマ「冬のソナタ」「美しき日々」「天国の階段」の３作品の映像と音楽を流す「ドラマコンサート」を９月１３、１４日、大阪城ホールで開く。演奏は、大阪フィルハーモニー交響楽団。
　今年６月にソウルで同様のコンサートが開かれた。
　大阪市内のホテルで記者会見したチェジウは「ソウルでは急きょ私も歌ってとても緊張した。今回歌うかどうかは秘密」と笑顔を見せた。１万４０００円～１万円。
（毎日新聞８月６日、夕刊）
　韓流ファンには耐えられない、プラチナなコンサートですね。チェ・ジウの代表作となると、どうしてもドラマになる。今後は、映画での代表作を作ることになるんでしょうね。