プレミアム試写会であることが告知されていたこともあり、27000通の参加希望の中から、270組が選ばれた試写会。鶴橋康夫監督、豊川悦司、大竹しのぶ、笑福亭鶴瓶、原作者の黒川博行氏の豪華な登壇となった。軽快なテンポでの舞台挨拶の中、撮影エピソードが語られ、あのCMの大竹しのぶと笑福亭鶴瓶のやりとりが披露された。あのシーンです、ここにはかけません(^^)
さて、映画のタイトルを聞くと、近年、関西でおきた事件と人物を思い出す人は多いだろう。高齢の男性の後妻に入り、財産をまきあげていたアレである。
男ってアホやと思えるし、結構エグい場面はあるのだが、総合的にはコメディと言えるものとなっている。重い話?と思うかもしれないが、全く違う。全力でコメディである。
関西のおばちゃんは、逞しいし、めちゃエネルギッシュ。そんなおばちゃんを演じる大竹しのぶが秀逸。言動ひとつひとつに腹立つが、生きるエネルギーに溢れている役柄。
尾野真千子、水川あさみなど関西出身者も出演し、セリフの流れも自然。関西弁が下手でイライラするということは全体的になし。最後にオチがあるので、そこは笑いで。
30歳で結婚した小夜子は、最初の夫が亡くなってから、内縁関係や結婚を繰り返し、そのたびに夫が謎の不審死を遂げていく。
(8月27日東宝系で公開)