ご存じ「踊る大捜査線」から飛び出した、サブキャラクターが今度はメインになってのストーリー。ユースケ・サンタマリアが事件を解決します。
一年前、レインボーブリッジを封鎖して犯人逮捕となり、テレビに向かってインタビューに応えている日本初の交渉人、真下正義。その一年後の2004年、クリスマス・イブに真下は雪乃とデートの約束をした。しかし、事件は起こってしまう。地下鉄TTRの運行中、何かが線路を走行し、地下鉄安全運行に危険が及ぶ。犯人は、限られた人しか知らない新型車両を無人で動かしていた。そんなとき、犯人から脅迫の電話が入る。そして、交渉人の真下が犯人との交渉にあたっていく。
新型車両の計画に参加していた企業を一から探し出し、調べて一人の人物にいきつく。犯人の真の目的とは?真下は雪乃と無事に会うことができるのか?
う~ん、サブキャラがメインになってしまいましたね。ストーリー展開が、いつものとおりうまくなされています。ただ、出てくる人が普段はわき役の人なので、なんか違和感(ドラマではメインが張れるユースケさんでも映画になると…顔も頼りな気だし…)。鑑賞後には何も残らないと思うので、何も考えないで観て下さい。
ちなみに、撮影協力に"神戸市交通局"…関西の人間は観るのが辛い面もあるかもしれません。
(ナビオTOHOにて)