2014年は、映画鑑賞本数が少なく、例年のように10本あげるのが難しいので半数のみあげることとする。
○『家路』…松山ケンイチ主演。福島県で特別避難区域となった地域に住む家族の話。認知症の母を演じるのは田中裕子で、松山ケンイチとの掛け合いが素晴らしかった。
○『ぼくたちの家族』…妻夫木聡が主演した。余命宣告された母と家族の物語。誰にも起こりうる家族の問題を描いたもの。末期ガンに侵された母は、原田美枝子が演じた。家族がどのように再生していくかがポイント。
○『超高速!参勤交代』…主演は佐々木蔵之介。コンパクトな経費で製作された映画であろうが、楽しめ時代劇にしようという心意気のようなものが見えた。脇役とセリフのやりとり、展開が軽快。
○『ウッジョブ~神去なあなあ日常』…注目の若手俳優、染谷将太が主演。林業を題材にしたものであることが新鮮である。森林の映像が気持ちよく、それらを守る人たちも魅力的に描けていた。
○『蜩の記』…『超高速!参勤交代』とは違い、真正面からの時代劇。主演は役所広司、脇は岡田准一と堀北真希が固めた。主君から言い渡された期限付きの命をどのように武士として生ききるのか。重い題材でありながらも、共感した。
以上をあげたが、結果としては〝家族〟を描いたものに集中したかもしれない。2014年全体的な上映作品としては、小粒な作品が多い一年だったのではないだろうか。
○『家路』…松山ケンイチ主演。福島県で特別避難区域となった地域に住む家族の話。認知症の母を演じるのは田中裕子で、松山ケンイチとの掛け合いが素晴らしかった。
○『ぼくたちの家族』…妻夫木聡が主演した。余命宣告された母と家族の物語。誰にも起こりうる家族の問題を描いたもの。末期ガンに侵された母は、原田美枝子が演じた。家族がどのように再生していくかがポイント。
○『超高速!参勤交代』…主演は佐々木蔵之介。コンパクトな経費で製作された映画であろうが、楽しめ時代劇にしようという心意気のようなものが見えた。脇役とセリフのやりとり、展開が軽快。
○『ウッジョブ~神去なあなあ日常』…注目の若手俳優、染谷将太が主演。林業を題材にしたものであることが新鮮である。森林の映像が気持ちよく、それらを守る人たちも魅力的に描けていた。
○『蜩の記』…『超高速!参勤交代』とは違い、真正面からの時代劇。主演は役所広司、脇は岡田准一と堀北真希が固めた。主君から言い渡された期限付きの命をどのように武士として生ききるのか。重い題材でありながらも、共感した。
以上をあげたが、結果としては〝家族〟を描いたものに集中したかもしれない。2014年全体的な上映作品としては、小粒な作品が多い一年だったのではないだろうか。