夢千代日記

SHIMAちゃんの徒然日記・雑記

『ダンス ウィズ ミー DANCE WITH ME』(試写会)

2019年07月29日 09時53分54秒 | Weblog

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大手企業に勤務する女性社員・鈴木静香(三吉彩花)は、怪しいマジシャン(宝田明)に、曲が流れると歌って踊り出さずにはいられないという催眠術にかかり、その辛さから抜け出そうと悪戦苦闘する。

テレビから流れる音、駅の発車メロディー、町にはさまざまな音楽があふれていて、勝手に体が反応してしまう。

何とか催眠術を解いてもらおうとするが、どこかに消えていた。マジシャンの片棒を担いでいた女性(やしろ優)とともにマジシャンを探し出そうと、珍道中が始まる。

監督が『スウィングガールズ』『ウォーターボーイズ』の矢口史靖。今回は、頑張って何かを成し遂げるとかそういう傾向の物語ではなく、まったくのコメディである。

使用されている曲はどの世代にも知られているもの。時にはスウィングしたくなる曲も。この辺りは、矢口監督らしいと言えるものである。

静香がマジシャン探しを依頼する探偵にはムロツヨシ。ムロツヨシらしいムロツヨシで、物語をかき回している。

上映時間は1時間42分と短かめで、あっさりと楽しめる。歌と踊りは三吉彩花がすべて自分で努めている。

 


『シンク・オア・スイム』(試写会)

2019年07月04日 09時32分10秒 | Weblog

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男性たちのシンクロナイズドスイミング(現在はアーティスティックスイミングと改称)が題材といえば、邦画では『ウォーターボーイズ』

を思い出す人は多いだろう。

だがこれは、若者ではなく、ミドル世代の男性を取り上げたシンクロ🏊である。

うつで引きこもりのニート、永遠の中2病の夢見る社長、売れない歌手、などダメダメな中年オヤジたちとアルコール依存のコーチが何とな

く居場所を求めて気軽に集まったところ、本気で世界を目指すことになる

さまざまな問題を抱え、逆境の中、世界選手権の金メダルを目指す。実話をもとにしたのフランス映画。

フランス映画が久しぶりであった当方。しかも、哀愁漂うあるいは甘い言葉をささやくヨーロッパ映画を観なれていると、

この映画の字幕と聞こえてくるセリフがフランス語なのが不思議。

フランス語ではこういう言葉かあ・・・。英語ではない、そんなのは当たり前か。

『さすらいの女神(ディーバ)たち』のマチュー・アマルリックをはじめ、ギョーム・カネ、ブノワ・ポールヴールド、ジャン・ユーク・

アングラードなどが出演。

『セラヴィ!』などの俳優でもあるジル・ルルーシュがメガホンを取った。

 あらすじを知らなくてもOKな映画。過去は変えられないけど、未来が変わると過去への考え方が変わるかも。

 (7月12日公開)