原泰久の人気漫画を映像化した『キングダム』シリーズ。これまで2作とも邦画実写として
大ヒットしてきている。今作はその続編第3弾、“一番泣ける”と話題になっている紫夏のく
だりが物語の冒頭を引っ張る。
天下の大将軍になるという夢を描く少年・信(山崎賢人)と中華統一を目指す若き王・エイ
政(吉沢亮)の活躍を描いた春秋戦国時代の物語。
信は100人を率いる将に昇格していた。ある日、北方の隣国・小趙の大軍が秦に侵攻してくる。
信は馬陽の地で戦場に舞い戻ってきた王騎(大沢たかお)を総大将として、趙を迎え撃つ。
なぜまた王騎は戦場へ戻ってきたのか。そして、えん政の過去が明らかになる。
当方は原作を全く知らない。ただ、春秋戦国時代に興味があることと、映画としてこの作品を
純粋に楽しみたいということから、第1作から劇場で鑑賞している。
原作の知識がない分、このキャストは誰?と思うこともあるが、誰もが豪華でそれぞれに重要
な役どころなのだろうと思いながら鑑賞している。
この作品の前半はえい政が趙から紫夏(杏)の助けにより、秦に戻る場面がメイン。後半は王
騎の指示により戦闘する信と100人隊の活躍が描かれる。前半は少し長い気もするが、気づい
たらあっという間に終わっている。下手をすると、ちょっと休憩を入れてあと1時間あるので
はないか?と思う勢い。これで終わり??の消化不良。それぐらい、終了間際にいわゆる大物
俳優が続々と登場する。楊端和を演じる長澤まさみも。終了の映像では何も周知されないが、
これ絶対…ある。
出演は他に、橋本環奈、清野菜名、満島真之介、岡山天音、三浦貴大、高嶋政宏、山田裕貴、
片岡愛之助、山本耕史、玉木宏、佐藤浩市など。
農民ばかりの信の100人隊の強さと←いい意味で、絆がひしひしと伝わる。ぜひスクリーンで。
★8月28日、シークレットゲストのポスターが解禁となったので、出演者に小栗旬、吉川晃司、
佐久間由衣の名前を追記しておく。