動画制作者・雨穴がYouTubeに投稿した「変な家」を、石川淳一監督が映画化したミステリー。
間宮祥太朗と佐藤二朗がW主演を務める。
オカルトを専門とする動画制作者の雨宮(間宮祥太朗)は、ある日マネジャーから引っ越し予
定の間取りについて相談される。マネージャーは引っ越したいが、妻は反対だという。そこで、
雨宮はミステリー好きの建築士・栗原(佐藤二朗)に間取り図のおかしな点について尋ねに行く。
栗原はその間取りから浮かび上がる違和感からある仮説を立てる。そんな時、ニュースでその家
の近くの裏山で男性の遺体が見つかり、その男性の妻と名乗る女性(川栄李奈)が現れる。
共演は長田成哉、石坂浩二、瀧本美織、根岸季衣、斉藤由貴など。
斉藤由貴は、テレビの番宣で「この映画について明らかにできない部分が多くて宣伝するのが難しい。
しかも、私はうまく説明できないので、”観てください”ぐらいしかお伝えできません」←要約。
と語っていたが、そのとおり。家族関係を説明してしまうのも、驚きが半減してしまうと思う。ナビ
ゲーションが難しい。
映画の冒頭から「あっ!!」と声がでるシーンから始まる。これでもかというぐらい話が続いてい
くし、怖いシーンもあるのでつい力が入ってしまい、鑑賞後どっと疲れてしまうこともあるかもしれ
ない。最後にひねりがあるので、ホッとしたところで裏切られる。これは、歪んだ家族の愛の話と言
ってしまっていいのか…。この作品に斉藤由貴が出演している段階で、主演はこの人になってしまう
ということを記しておく。