夢千代日記

SHIMAちゃんの徒然日記・雑記

「クローズド・ノート」

2007年09月29日 19時00分27秒 | Weblog
 「春の雪」「北の零年」という大作を手がけてきた、行定勲監督。それらの作品の出来栄えからすると、すでに、゛巨匠゛と読んでいい域にきているのかもしれない。今作においても、いわゆる゛ラブ・ストーリー゛でありながら、映像や人物の描き方を総合的に観ると゛名作゛になってると言っていいだろう。
 教師を目指す香恵は、母の再婚を機に一人暮らしを始める。香絵は、引っ越した先で、前の住人が置いて行った日記帳を見つける。日記帳を書いていたのは、真野伊吹という小学校の教師。香恵は、日記のことが気になり、読み進めてしまう。 
 しかし、日記の最後のページは破り取られていた。そこに書いてあった内容とは…。日記に書かれた真実が香恵の心を突き動かす。
 雫井修介の同名恋愛小説の映画化。出演は、沢尻エリカ、伊勢谷友介、竹内結子ほか。
 竹内結子の゛愛する人を見守ります゛というスタンスの役柄が最近、増えてきたような…。 

「HERO」

2007年09月21日 19時32分39秒 | Weblog
 高視聴率を連発した゛あのドラマ゛が映画化、すでに観た人もたくさんいることでしょう。
 木村拓哉という際だつキャラを、舞台経験も豊富な俳優陣が支え、見事なチームワークの中で撮影が行われたであろうことが画面からでも見て取れる。ストーリーは、テレビのスペシャル版から続いている部分もあるのでチェックしておいた方がいいかも…もちろんこれまで見なかった人も楽しめるようになっているが、スペシャル版に出ていた中井貴一が映画では物語のスパイスになっていて、その演技がすばらしい。
 さて、ドラマからを通してだが、この作品での松たか子のコメディエンヌぶり?は秀逸である。その演技っぷりが久利生と雨宮の微妙な距離間を成立させていると言える。あとは、豪華キャストなので、その辺は楽しむしかないでしょう。
 

「未来予想図~ア・イ・シ・テ・ルのサイン~」(試写会)

2007年09月14日 22時33分25秒 | Weblog
 ドリカムの人気曲゛未来予想図゛が下地になっていることで、ビデオクリップのような作品になっているかも?と思っていたが、コテコテの恋愛ものでありながら、冒頭シーンがラストシーンにつながる伏線が見事で、若手俳優も瑞々しい。若者に迎合するでもなく、懐古主義でもなく見応えあり、正真正銘のラブストーリーを久しぶりに観たという感じだ。 印刷会社に勤める宮本さやか(松下奈緒)は、大学時代から付き合っている恋人・福島慶太(竹財輝之助)がいる。
 スペインの建築家・ガウディに憧れて建築事務所で働いている慶太に励まされ、夢だった雑誌編集者に転職したさやかは、仕事の楽しさを見つけ始めた。そんなとき、慶太にスペイン赴任の話が持ち上がる。しかし、もう別々の道を歩み始めるしかなく…。
 5年後、30歳を目前にしたさやかは、インターネット上で話題になっている゛恋の叶う花火゛の花火職人・井上拓己(原田泰造)の取材をするべく企画を立ち上げるが、井上には取材を断り続けられていた。花火師の仕事に熱心なあまり、家庭がうまくいっていない井上の気持ちに理解を寄せたさやかは取材に成功。雑誌の掲載記事を書き上げ、慶太のいるスペインへ向かう。卒業旅行で慶太と来たスペインであったが、さやかはそこである光景を目撃してしまう…。
 井上の゛恋の叶う花火゛が打ち上げられる日、慶太はさやかがいる花火会場に向かっていた。
 スペイン・バルセロナのシーンでは、ガウディの建築物の素晴らしさだけでなく、主役二人のさわやかな演技にも注目してほしい。
 (大阪厚生年金会館芸術ホールにて、蝶野博監督、松下奈緒、竹財輝之助が舞台挨拶)


「釣りバカ日誌18 ハマちゃんスーさん瀬戸の約束」

2007年09月11日 19時19分28秒 | Weblog
 根強い人気を持つ゛釣りバカシリーズ゛。1988年のシリーズ開始から20年、通算作品も今作で20作目となった。
 ハマちゃんとスーさんの名コンビ?が復活。みんながよく知る娯楽作で、内容もレギュラーキャストも゛安定゛し、安心して観ることができる作品であることは言うまでもない。゛マドンナ゛をつとめる檀れいが、スーさんを動かす力となっている。