津田寛治と羽田美智子が主演という、ちょっと地味かもしれないけど(失礼しました)、じっくりと確かな内容で進みそう、そんな感じがする映画の臭い…。゛生きていく゛とは、゛生きて逝く゛こと。どのように生きて、どのように死に逝くのか、現実として向き合っていかなあかんなぁ、と思うのであります。
報道カメラマンをしていた上野和馬は、ガンを患い、余命半年と宣言され、余生は故郷で過ごしたいと、妻の由紀子を連れて東京から故郷の久留米に戻ってきた。そんな彼の元に中学時代の同級生が見舞いに訪れる。
和馬は、死に直面しながらも、由紀子の協力を得て、故郷の風景や友人たちのスナップ写真を撮り、最後の写真集を作り上げることを決意する。
タイトルのWatch with Me は、「私とともに目を覚まして祈りなさい」(新訳聖書・マタイによる福音書)の言葉で、近代ホスピスの創設者、シシリー・ソンダース女史はこの言葉にホスピスの基本精神を託して「死が近い人を見守る」という意味で使用したとのこと。舞台となるのは福岡県久留米市。懐かしさ感じる町並みと田園風景はオールロケされたものである。昭和55年前後に中学を卒業した人には、当時あこがれたファッションにも共感できるだろう。
監督はベルリン国際映画祭でマスコミが絶賛した「千年火」を手がけた瀬木直貴。エンディングテーマはHiーFi SETの「卒業写真」。
報道カメラマンをしていた上野和馬は、ガンを患い、余命半年と宣言され、余生は故郷で過ごしたいと、妻の由紀子を連れて東京から故郷の久留米に戻ってきた。そんな彼の元に中学時代の同級生が見舞いに訪れる。
和馬は、死に直面しながらも、由紀子の協力を得て、故郷の風景や友人たちのスナップ写真を撮り、最後の写真集を作り上げることを決意する。
タイトルのWatch with Me は、「私とともに目を覚まして祈りなさい」(新訳聖書・マタイによる福音書)の言葉で、近代ホスピスの創設者、シシリー・ソンダース女史はこの言葉にホスピスの基本精神を託して「死が近い人を見守る」という意味で使用したとのこと。舞台となるのは福岡県久留米市。懐かしさ感じる町並みと田園風景はオールロケされたものである。昭和55年前後に中学を卒業した人には、当時あこがれたファッションにも共感できるだろう。
監督はベルリン国際映画祭でマスコミが絶賛した「千年火」を手がけた瀬木直貴。エンディングテーマはHiーFi SETの「卒業写真」。