夢千代日記

SHIMAちゃんの徒然日記・雑記

Seiko Matsuda Concert Tour 2015

2015年06月29日 16時20分14秒 | Weblog
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しっとり大人のバージョンのコーナー

ヒットメドレーからのアンコール

という、大きな枠組は例年どおり。ヒットメドレーは大盛り上がりで終了となる。



グッズ売り場は価格が高め?にもかかわらず、大金が飛び交ってました。バブル経験者たちは、お金を動かします。

今年はとうとう、‘赤いスイートピー’を売り出してました!!…2012年から構想3年らしいです(笑)

(大阪城ホールにて)

『海街diary』

2015年06月16日 11時42分46秒 | Weblog
 ご存知のとおり、海外でも人気がある是枝裕和監督作品。カンヌ映画祭のコンペティション部門で上映された。原作は吉田秋生の同名コミック。

鎌倉に住む幸(綾瀬はるか)、佳乃(長澤まさみ)千佳(夏帆)の3姉妹の元に、15年前に姿を消した父親が亡くなったとの連絡が入る。山形で行われる葬儀に出席した三人は、異母妹の
すず(広瀬すず)と出会う。母を早くに亡くし、父が再婚したため、すずは義母と連れ子とで生活することになっていた。身寄りがなくなり行き場のないすずが気丈に振舞う様子を見て、幸は自分たちと一緒に暮らさないか、と誘う。
こうして、鎌倉での新たな生活が始まる…。


海外の記者には、この作品には悪者が出てこないと言われていたが、別にそれでもいいんでないの。悪者が出てこないとインパクトがなくてダメなのかしら?と思う。
確かに、悪者が出てきて物語を大きく動かすとかはない。心の小さな動きの積み重ねで物語を描いていく。
が、むしろそれが邦画らしくていいと思うが…。四季の移り変わりと、心の移り変わりがあるのが邦画。それを踏まえて見ると、趣がある。どのように家族になり、人間として成長していくのか見届けたいものだ。ドキュメンタリー的な手法も是枝監督の得意とするところ。

また、なんと言っても綾瀬はるかと長澤まさみが共演しているのが興味をそそる。この二人は‘世界の中心で愛をさけぶ’が共通項だ。綾瀬はるかはドラマ版を、長澤まさみは映画版のヒロインを演じた。すでに長い年月が流れたけれど、感慨深い。是枝作品への出演だからこそ成立した共演なのではないだろうか。この二人がけんかするシーンなんて、ちょっと不思議な感覚である。この作品で綾瀬はるかは、しっかり物の長女の役。天然ぶりは封印している。

3姉妹の母を演じるのは大竹しのぶ、叔母には樹木希林。ほかには、リリー・フランキーなどベテランが配置されているが、一方ですずの中学時代がキラキラしていて対照的である。この中学エピソードがほのぼのとして良いので、大人なら青春を回顧できるはず??