パジェロミニのスパークプラグを交換しました。
ただ、今回使ったプラグは アメ車の部品で有名なAC DELCO製。
なぜかというと、普段使用しているNGKのプラグだと一本700円から800円。
AC DELCOだと150円から180円くらいと圧倒的に安いのだ。
ちなみに購入価格は165円でした。
えっ? たかが500円程度の差だろうって?
いいえ、4本交換すれば約2000円の差、 この値段は普段使用している安い化学合成オイル(4L)が一本買えてしまう値段。
とうぜん価格差でオイルも買って交換した。
今回使ったのはAC DELCO製の型番は ADK7RTC というやつ。
他車のプラグも有るようなので、もし試してみたい方、お金のない方はこちらをお勧めする。
正直初めての使用で、どんなんだろう?と多少の不安(なぜか)もありましたが、とりあえずエンジンも普通にかかるし、走行も
全く問題ない。
AC DELCOの場合は部品とのつきあい方に多少のコツが必要で、日本製品みたいに品質が常に100%という訳ではない
事から質の悪い物が混じっている可能性もあり、それを見分ける事が出来るのなら問題はない。
たとえるならプラグコード、一見問題無い様に見えても取り付けると X なんてのもある。
これなどはテスター使って内部抵抗を調べれば済むだけのことだけですが、駄目なものが有れば購入店へもっていくと
「あいよ!」っと愛想良く換えてくれる。
品物がアメリカだけれど、クレーム処理もアメリカなのです。
一部の製品ではあるが、こうした知識が要求されることもあるのです。
スパークプラグの場合は取り付けて走行してみれば、駄目な場合はすぐ分かる。
といっても極めて単純な構造故、これ自体で粗悪品というのも考えられず、まず全部大丈夫と思ってよい。
と、とりあえずこのまま様子をみて、問題が無いようなら以降のプラグはAC DELCO製に変えていこうと思う。
しかし、たかがスパークプラグ、本国アメリカでは80円程度、日本だとホームセンターで800円くらい、
車関係全体に言えることだけれど、同程度の排気量あたりの部品コストが、日本製は倍から下手すると数倍なんて事が
当たり前。
自分で車の整備をするアメリカでは消耗品の値段がたかいと、平然とクレーム付けるし、サードパーティが純正品より
遙かに性能の優れた部品を造って供給しているから、値段がどんどん適正価格まで落ちてくる。
そうした商習慣のない日本では、メーカが認めた物以外はどうのこうのと、どれだけバカ高い物を買わされているのかと思うと、
まさに正直者はバカを見るのである。
ちなみにこのプラグ、当然日本製とはちがうので、取り付け時に注意。
どこが注意なのかというなら、工具を使っての締め付け(最後)で、NGKなら1/2回転程度を工具で締め付けるが、AC DELCOの場合はガスケットが薄いために1/4回転程度でOK。
NGKと同じようにしめるとプラグが折れて大変なことになる。
それだけは注意。
ちなみにこの意味が分からない人はプラグ交換をやらない方が良い。