帆∞翼(セイル バイ ウイング) -太陽そして風と供に- 

海・南風・そして何より”真夏の太陽”が大好きな翔です。

「よろしく!」  

ゴミ再生プロジェクト???? その3

2011年06月15日 | ヨットや 釣り等

装備類の点検はあらかた終了。

どれも思った以上に程度が良く、半分ほくそ笑んでいたわけですが、 問題はこの緑色になっている船(爆笑)。 

 

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と、考えていても仕方ない。

 

ホースで水をバシャバシャかけながら洗艇作業を始めますが、デッキ内に蓄積された泥というか砂というかがすごい、

その量が半端じゃ~無いわけでして、セルフベラー(排水口)からとんでもない量が流れ出てきます。  

さすがはゴミだ    うんうん

 

それを見て一体どのくらいの期間放って置かれたんだ? と思うわけですが、家内がデッキブラシを持ち出してゴシゴシやり始めると

水跳ねまくり(自分はとうに着替えている)で、そばでぞうきん片手に見ていた?僕も瞬く間に濡れ雑巾?。

 

「こりゃいかん!」と慌ててサーフパンツとラッシュガードへ着替えると、再び作業続行。

こうなるといくら濡れてもかまわないわけで、「エーイ面倒だ!」 とばかりに裸足になってダバダバ水をかけつつ洗いますが、

気持ち良いくらいに汚れが落ちてくる。      

 

予想を裏切って(良い方向で)くれたのは例の緑色、頑固に固着して落ちない物だと思いこんでいたらとんでもない話で、これまたスムーズに落ちてくる。

湿らせて少し待って、その上を雑巾で多少強めにこすると、あっさり落ちていくわけで、それと同時に輝くような白があらわれる。

 

こうなると楽しい物で、研磨作用のあるスポンジやらなにやらも使いまくり、最後に船体をラックに立てかけ、ボトム部分も同じように洗浄。

さすがにデッキ内部は砂でこすられたりして小さな傷がついている事から真っ白という訳にはいかず、多少茶色い色が残りますが、そのほかの部分はまるで新品ではないか?と思う程の綺麗さ。

なんかしらんけれど、やたらと幸福感を味わいながらの洗艇作業が終了。

ピカピカ輝く船をみて、「何てラッキーなのだろう」と心の底で思うが、「いいのかな~」 

 

船体が綺麗に洗い上がると、最後の作業に移行。

船はどうしても潮の影響を受けて小さな可動パーツが固着していたりなんかする事が多く、また各ネジやボルトのゆるみなどが生じ、

それを放っておくと飛んでもない事故になったりする。

面倒だけれど欠かせない。 

 

それ以外の番外編?として気になったのがハル(船体底)にあるダガーボードスロット(出入口)で、このヨットはセンターボードが折りたたみナイフのように出納されるタイプであり、普通の上下にスライドタイプではない。 

故にガスケットが取り付けられていて、水の進入を極力防ぐ構造になっている

このガスケットが紫外線の影響でぼろぼろ&がしゃがしゃ。

新しい物へ取り替えれば良いのだけれど、レースやらないし、余り気に気にしないがさつな性格というのもあって、不要と判断。

まあ、入り用なら再び新しい物を取り付ければよいだけのことですから、ドライバー片手に取ってしまいました。 

 

さて、カムやローラー部分、そのほかロープを通すアイといわれる部品の強度や破損、ゆるみがあればそれを締めて整備していきますが、特に問題なし。

ただ、6mロープ用の小さなアイが紫外線劣化で壊れかかっているのが幾つか有り、まあこれもプラスチック(消耗品)で価格も一個100円程度であることから思い切って、新しいの注文しました。

 

まあ、そんなこんなで朝9時半頃から始まって終わったのが夕方の5時過ぎ。

後は実際に艤装しながら、駄目なロープ類を見極め交換して(これは来週)、全整備終了です。

 

洗い上がってぴかぴかになった船をみて、一人で悦に入る僕ですが、本当ならクルーザーもほしい。 

スポーツとしてウインドサーフィンやディンギーヨット、趣味として?クルーザーヨットなんかに乗れたら最高の幸せだろうな・・・

なんて思うものの、関東近辺でクルーザー維持するには莫大な係留費を払わねばならない。 

普通の生活範囲を抜けることの出来ない小市民たる僕には無縁の物だ。 

 

仮に手に出来たとしても、週末があらゆる予定で埋まりまくっている僕には、十分かまってあげられる時間が無いことは容易に分かる。

夢と現実は常に違う、自分にとってどこで折り合いをつけ、その中で最高の楽しみを得ると言うことは非常に大切なことなのですね。

 

なんて思う 笑