GetUpEnglish

日常よく使われる英語表現を毎日紹介します。毎日日本時間の午前9時までに更新します。英文執筆・翻訳・構成・管理:上杉隼人

GetUpEnglishについて

毎日更新! GetUpEnglish Updates Every Day! Since April 1, 2006 (c) 2006-2025 Uesugi Hayato(上杉隼人)

SILK PURSE OUT OF

2010-03-06 00:27:23 | P

 英米共通のことわざに、"You cannot make a silk purse out of a sow’s[cow’s] ear."(雌豚[雌牛]の耳では絹の財布は作れない)がある。雌豚や雌牛の耳には産毛が生えていて、ビロードのような手ざわりはするが、それでは財布は作れない、ということを表現している。

 つまり「素材の悪さは変えようがない」ということ。

 今日のGetUpEnglishでは、この表現を学習しよう。

○Practical Example

 "Yoshiki was just a bum, but he married a rich girl. So now he’s a rich bum."

 "You can’t make a silk purse out of a sow’s ear."

 「慶樹は飲んだくれだったが金持ちの娘と結婚した。だから今は金持ちの飲んだくれだ」

 「もとがもとだから変わりようがないよ」+

●Extra Point

 次のような使い方もする。

◎Extra Example

 "Can I ask you to polish up this his translation into a publishable work, Naoko?"

 "Frankly speaking, it's impossible to make a silk purse out of a sow's ear."

 「尚子さん、この翻訳を出版できるように、手を入れてくもらえいないだろうか?」

 「率直に言います。もとがどうにもならないぐらいひどいですから、無理です」  

 twitter, はじめました。  

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『講義 アメリカ文学史』特別補講

2010-03-06 00:01:00 | 書店イベント情報

『講義 アメリカ文学史』特別補講

講師:渡辺利雄(東京大学名誉教授)

司会・進行:後藤和彦(立教大学教授/日本アメリカ文学会東京支部長)

■日時:2010年3月13日(土)13:30~15:00(開場13:00~)

■会場:青山ブックセンター本店内・カルチャーサロン青山

■定員:120名様

■入場無料

■参加方法:青山ブックセンター本店で電話予約を承ります。

■受付開始:2010年2月17日(水)10:00~ 

※当日は先着順の自由席となります。

■ご予約・お問い合わせ: 青山ブックセンター本店  03-5485-5511  (受付時間: 10:00~22:00))

http://www.aoyamabc.co.jp/10/10_201003/2010313.html

<イベント内容>

アメリカ文学界の第一人者が語る、アメリカ文学の愉しみ方!

渡辺利雄氏は、東京大学で行った20年近くの講義に基づき、『講義 アメリカ文学史[全3巻]――東京大学文学部英文科講義録』を、2007年12月に3巻同時刊行した。そして2年後の2009年12月に、『講義 アメリカ文学史 補遺版』を刊行した。

全4巻111章、2000ページ以上に、600以上の引用を収録したこの壮大な文学史は、100名近くのアメリカ文学者のほか、文学思潮、文学理論、文学運動も網羅的に扱っている。紛れもなく、単独の執筆者による、わが国最大・最新のアメリカ文学史である。

この度、この偉業を成就された著者の渡辺利雄氏をお招きし、日本アメリカ文学会東京支部長の後藤和彦氏による司会・進行のもと、広くアメリカ文学の魅力について、一般読者向けにお話しいただきます。

主催:研究社共催:日本アメリカ文学会東京支部 

http://www.tokyo-als.org/index.html

<講師紹介>

渡辺利雄 (わたなべ としお)  1935年、台湾新竹市生まれ。1954年、新潟県両津高校卒。1958年、東京大学文学部英文科卒。1961年、同大学同大学院修士課程修了。1962年から64年まで、カリフォルニア大学バークレー校などに留学。東京大学文学部教授、日本女子大学文学部教授・文学部長などを歴任。現在、東京大学名誉教授、昭和女子大学特任教授。専門はアメリカ文学(特に、マーク・トウェイン、ヘンリー・ジェイムズなどのリアリズム文学)。

著書に『フランクリンとアメリカ文学』『英語を学ぶ大学生と教える教師に――これでいいのか? 英語教育と文学研究』(いずれも研究社)、編著に『20世紀英語文学辞典』『読み直すアメリカ文学』(研究社)など、訳書に『フランクリン自伝』(中公クラシックス)、マーク・トウェイン『自伝』(研究社)、『ハックルベリー・フィンの冒険』(集英社)、『不思議な少年』(講談社)、ジョン・ドス・パソス『USA』(岩波文庫、共訳)、ノーマン・マクリーン『マクリーンの川』(集英社文庫)、『マクリーンの森』(集英社)などがある。

2007年12月、自身の研究の集大成といえる『講義 アメリカ文学史[全3巻]――東京大学文学部英文科講義録』(研究社)を刊行し、2年後の2009年12月には『講義 アメリカ文学史 補遺版』(研究社)も刊行した。

<書籍紹介>

『講義 アメリカ文学史』 [全3巻――東京大学文学部英文科講義録]各巻7,140円(税込) 2007年12月刊行

『講義 アメリカ文学史 補遺版』 8,400円(税込) 2009年12月刊行 発行・発売:研究社

◆古典から現代まで。111章、2000ページにおよぶ、最大、最良、そして最新のアメリカ文学史。

★内容:

1.単なる事実(作者の伝記、作品のタイトル、発表年)を羅列した概論ではなく、主要作品を絞って深く論じた。

2.文学作品からまとまった引用をしつつ、それぞれの作品の抽象論ではなく具体的なテーマ、技法を明らかにした。

3.著者が東大で行なった20余年の講義に基づいて書き下ろした、わが国最大のアメリカ文学史講義。

4.複数の執筆者による共同作業の文学史ではなく、一人の視点からアメリカ文学全体をとらえた。

5.古典から現代まで、主要作家を重点的に扱っている。索引も充実。

6.分量は多いが、明確な論旨と平易な文体で、しかも文学史的に興味あるエピソードやゴシップを紹介しつつ、読める文学史を目指した。

7.日本への移入、日本での評価も紹介し、海外の文学史とは一味違った文学史を目指している。(夏目漱石のWhitman論、 日夏耿之介のPoe論、谷崎潤一郎のDreiser論などを含む)

8.引用が多く、詩文選としても読める。引用の多くは主要作品のさわりの部分、海外の研究の定評のある論文の一部である。

9.現在、日本であまり読まれなくなった、知られていない作家についても、十分にスペースを割いた。

10.全体は111章(2000ページ)。アメリカ文学者100名近くのほか、文学思潮、文学理論、文学運動も補遺的に扱った。

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