GetUpEnglishでは、2月2日から、時どき名演説ネタを入れながらも、ずっと「アメリカ口語」ネタを紹介してきました。 こんなに一つのテーマを長くつづけられたのは、2006年4月に本ブログを開設して以来、初めてのことでした。
本日3月13日からは、「アメリカ口語シリーズ」を一休みして、通常の「気になる英語表現」や「日本人英語学習者が間違えやすい英語表現」を紹介してみたいと思います。
そして、本日はeconomyという語を紹介する。
economyは、GetUpEnglishをご覧いただいている方であれば、間違いなくご存知であろう。economyは「節約、倹約」の意味で用いられるが、状況によっては、「……を抑えた」と訳したほうがいい場合もある。
○Practical Example
"One of my most favorite authors is Ernest Hemingway."
"Me too. The economy of Hemingway's language is one of the main features of his literature."
「ぼくの好きな作家の一人は、アーネスト・ヘミングウェイだ」
「ぼくもヘミングウェイは好きだ。ことばを抑えた表現は、ヘミングウェイ文学の大きな特徴の一つだ」
●Extra Example
では、もう一例を。
◎Extra Example
"I think this is a story of the uncontrollable passions of youth."
"Exactly. This novel is a masterpiece of economy and intensity."
「これは若者の抑えられない情熱を描いた物語だと思います」
「そのとおりだ。この小説は、ことばを抑えながら、感情の激しさを見事に伝えた、一つの傑作だよ」