GetUpEnglishでは、昨日につづいて、今日もGoogleの共同設立者のラリー・ペイジ(Larry Page, 1973- )のことばを紹介します。
そして本日は、ラリーが2005年にやはり母校ミシガン大学で行なった演説のことばを紹介します。ラリーは、2005年、そして2009年と母校ミシガン大学の卒業式で演説を行なっています。
まずは、このことばから。
○Practical Example
"The example I'd give you is Google's mission, from the early days, even when we were just a couple of people, was to organize the world's information. Make it universally accessible and useful."
「ここでお話しするのは、グーグルの使命についてです。最初の頃、社員が二人しかいなかった時から、グーグルの使命は世界の情報をまとめ上げることでした。世界中の情報にアクセスしやすくして、使いやすくするのです」
「世界中の情報をまとめあげて、誰もがアクセスできるようにする」。グーグルの使命は、ラリーとサーゲイ・ブリン(Sergey Brin, 1973- )が二人で同社を立ち上げ時からまったく変わっていません。
●Extra Point
では、同じ2005年の演説から、もう一つ。
◎Extra Example
"My advice to you: have confidence, fail often, have a healthy disregard for the impossible. You have a huge opportunity to use engineering, technology and businesses skill to improve the world. You should do things that matter, and you should have fun, because otherwise you won't succeed."
「みなさんには、次のようにアドバイスします。自信を持ちましょう。何度も失敗しましょう。不可能と思われるようなことがあっても、健全に無視の姿勢を貫きましょう。みなさんは工学技術や科学技術やビジネスの技術をいくらでも利用できます。それで世界を改善できます。重要なことをしましょう。そして楽しみましょう。でなければ、成功できません」
a healthy disregard for the impossible(不可能と思われることがあっても、健全に無視する)ということばは、昨日紹介した2009年の演説にも出てきました。
ラリーとグーグルの目指すことも、まったくブレていないことがわかります。
明日のGetUpEnglishでも、ラリー・ペイジの演説を紹介します。