GetUpEnglish

日常よく使われる英語表現を毎日紹介します。毎日日本時間の午前9時までに更新します。英文執筆・翻訳・構成・管理:上杉隼人

GetUpEnglishについて

毎日更新! GetUpEnglish Updates Every Day! Since April 1, 2006 (c) 2006-2025 Uesugi Hayato(上杉隼人)

MERITOCRACY

2017-12-18 08:07:33 | M

 meritocracyは「能力主義、メリトクラシー」「実力者による支配、能力主義社会、実力社会」。

 今日のGetUpEnglishはこの語を学習しよう。

○Practical Example 

  "More companies are starting to eliminate the practice of raising basic wages as they shift to a salary scale based on meritocracy."

「固定給の昇給を廃止し、実力主義の給与体系に移行する企業も増えている」

Extra Point

  GetUpEnglish1215日からずっと紹介しているKazuo IshiguroNobel lectureにもこの表現があった。

   https://www.nobelprize.org/nobel_prizes/literature/laureates/2017/ishiguro-lecture.html

Extra Example

  And around the corner – or have we already turned this corner? – lie the challenges posed by stunning breakthroughs in science, technology and medicine. New genetic technologies – such as the gene-editing technique CRISPR – and advances in Artificial Intelligence and robotics will bring us amazing, life-saving benefits, but may also create savage meritocracies that resemble apartheid, and massive unemployment, including to those in the current professional elites.

  「曲がり角のあたりには――あるいはわれわれはすでにその曲がり角に到達しているでしょうか――、科学、技術、医学における驚くべき進展によってもたらされる難題が横たわっています。新しい遺伝子技術――たとえばゲノム編集のクリスパーなど――や人工知能やロボット工学の進歩により、人類に驚くような生命維持に関する利益がもたらされると同時にが、当時にアパルトへイトに似た残酷な能力主義の世界が、さらには大規模な不雇用が産み出され、現在の職業におけるエリートたちもその犠牲になるかもしれません」

 CRISPRclustered regularly interspaced short palindromic repeatのこと。Kenkyusha Online Dictionaryの「追加語彙」には以下のように定義されている。

 【生・医】 クリスパー《ある種の細菌 DNA に見られる短い塩基列の反復領域で, BACTERIOPHAGE などの外来 DNA の一部が取り込まれたものと推定される; 近くにあるcas (CRISPR associated) 遺伝子と共に一種の免疫機構 (CRISPR / Cas) を成し, ウイルスが侵入すると CRISPR を目印に Cas 遺伝子が作る酵素が DNA を切断するなどして増殖を防ぐ; 中でも Cas 9 と呼ばれる NUCLEASE は他の DNA でも標的部位を効率的に切断するのに応用でき, TALEN に代わるゲノム編集 (genome editing) 手段として利用される》.

Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ロイ・E・ディズニーの思い出ディズニーアニメーション新黄金時代を創る

2017-12-18 07:10:39 | お知らせ

こちらも発売になりました。

***********************************

『ロイ・E・ディズニーの思い出ディズニーアニメーション新黄金時代を創る』

デイビッド.A・ボッサート (),ロイ.パトリックディズニー (),上杉隼人 (翻訳)

 天才ウォルト・ディズニーを叔父に持ち、ディズニーファミリーの一員ながら、静観するのではなく、ディズニー社で、低迷していたアニメーション製作の先頭に立って、復活に力を尽くしたロイ・E・ディズニーの伝記の決定版。

ディズニー社が乗っ取られそうになった時、その危機を救ったこと、さらにはフロリダのアニマルキングダムをこよなく愛し、ヨットセーリングを趣味にしていたことなど、ビジネスからプライベートまで、ロイ・E・ディズニーの多彩な人生を描く。

  https://www.amazon.co.jp/dp/4062204479

Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする