GetUpEnglish

日常よく使われる英語表現を毎日紹介します。毎日日本時間の午前9時までに更新します。英文執筆・翻訳・構成・管理:上杉隼人

GetUpEnglishについて

毎日更新! GetUpEnglish Updates Every Day! Since April 1, 2006 (c) 2006-2025 Uesugi Hayato(上杉隼人)

NOT...A BIT, NOT ...ONE (LITTLE) BIT

2019-02-11 01:50:42 | B

 not (...) a bit, あるいはnot (...) one (little) bitで、「少しも[ちっとも,これっぽっちも]~ない」。oneは強調で、それにlittleをつけるとさらに強調される。

 今日のGetUpEnglishはこの語を学習する。

○Practical Example

 "Mind if I bother you a moment, Akiko?"

 "No, not a bit, Dave."

「ちょっとお邪魔しても構いませんか、彰子?」

「ええ,大丈夫ですよ、デイブ」

●Extra Point

  もう一例。

◎Extra Example

 She apologized, but I know she's not one bit sorry.

「彼女は謝ったけど、申し訳ないなんてこれっぽっちも思ってないのはわかってる」

☆Extra Extra Point

  現在読んでいるこの本に、この表現があった。

 https://www.amazon.com/There-novel-Tommy-Orange/dp/0525520376

★Extra Extra Example

 We stayed with our mom’s adopted brother Ronald, who we first met the day we got to his house to live with him.  Me and Jacquie didn’t like him one bit.

「わたしたちはママの義理のの弟ロナルドと一緒に生活した。この人とはその家に行ってお世話になる時に初めて会った。わたしもジャッキーもこの人のことは全然好きじゃなかった」

 Tommy OrangeのThere Thereはすばらしい小説で、現在のアメリカ先住民たちが置かれている状況、彼らの苦しみが痛々しく伝わってくる。アメリカ先住民の問題は『若い読者のためのアメリカ史』を訳しながら、ずいぶん考えさせられた。自分が知らないこともたくさんあったし、コロンブスの新大陸発見以降、彼らが植民者たちにどんなひどいことをされたか知らされて、かなり驚いてしまった。『若い読者のためのアメリカ史』の前半部にはこの問題についてかなり詳しく書かれているので、ぜひお読みいただきたい。

 だがThere Thereは物語としても読みごたえがある。一見関係ないと思われる人物たちが最後にひとつにまとまるようだ。やることはたくさんあるのだが、つい読みふけってしまう。

 

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