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日常よく使われる英語表現を毎日紹介します。毎日日本時間の午前9時までに更新します。英文執筆・翻訳・構成・管理:上杉隼人

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毎日更新! GetUpEnglish Updates Every Day! Since April 1, 2006 (c) 2006-2025 Uesugi Hayato(上杉隼人)

SLEAZY

2019-02-20 01:02:40 | S

sleasyは「うすぎたない、みすぼらしい」であるが、OALDにあるように、人に対しては(of people) immoral and unpleasantという意味で、すなわち「だらしのない、自堕落な、取るに足らない」という意味で使われる。

 今日のGetUpEnglishはこの語を学習する。

 スター・ウォーズ・ファンにはおなじみのアナキン・スカイウォーカーを所有していたクリーチャー、Wattoにはこの形容詞がふさわしい。

 現在訳中のThe Moviemaking Magic of Star Wars: Creatures & Aliensに、以下の表現がある。

Watto, Anakin’s sleazy, pot-bellied master, evolved from a painting of an elephant seal–like creature that Doug Chiang had presented to George Lucas when he was first working on the design for the Neimoidians. “George really liked the portrait,” says Chiang, “and, many months later, as he was writing the screenplay, he came to me and said, ‘Remember that portrait? I have a new character I want him to be.’ ”

 But while Lucas was taken with the creature’s walrusstyle trunk and face, he wanted Chiang to put it on a fat body, add bat wings and duck feet, and make the character fly.

 ワトーはアナキンを所有する意地汚い、腹の突き出た主だが、そもそもこのクリーチャはゾウアザラシを描いたと思われる絵に着想を得て発展させたもので、当初ニモイディアンのイメージを描いていたダグ・チャンがジョージ・ルーカスに見せていたのだ。「ルーカスはその絵をすごく気に入ってくれたよ」とチャンは言う。「そして何か月もしてから、たしか脚本を書いてたはずだけど、僕のところに来て言ったんだ。『あのクリーチャーの絵、覚えてる? 新しいキャラクターに使いたい』」

 だが、ルーカスはこのキャラクターのセイウチのような胴体や顔に惹かれたわけではなく、それに太った体と蝙蝠のような羽とアヒルのような羽をつけて、空を飛ぶようにしてほしいとチャンに求めた。

  このように、本書The Moviemaking Magic of Star Wars: Creatures & Aliensはファン垂涎の情報がこれでもかとばかりに詰まっている。翻訳は信じられないくらい大変だが、秋には刊行できると思う。

 どうかご期待ください。

 

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