footageは「フィート数, フート数」であるが、「(映画の)場面、映像」の意味でも使われることが多い。
今日のGetUpEnglishはこの語を学習する。
現在、鋭意翻訳中の本にこの表現があった。
https://www.youtube.com/watch?v=MClS4K0Frag
◎Practical Example
Coleman and his team studied footage of the puppet Yoda in both The Empire Strikes Back and Return of the Jedi to replicate exactly how the character moved, how his skin stretched and tightened, and to simulate the puppet’s rubbery texture in the CG version. After seeing the finished CG Yoda, Oz wrote to Coleman and his team expressing his thanks and praise for what they’d achieved.
コールマンはスタッフとともに『V』と『VI』のヨーダの登場シーンを研究し、その動きや肌が伸びで縮みする感じを再現し、このパペットをゴムで作り上げてCG処理した時にどんな感じになるかシミュレーションしてみた。完成したCG化されたヨーダを見たオズは、コールマンとスタッフに対して彼らが作り上げたものを称賛し、感謝する気持ちを伝えた。
このThe Moviemaking Magic of Star Wars: Creatures & Aliensは信じられないくらいすごい本で、Star Warsのすべての映画の裏舞台がわかる。
https://www.amazon.com/Moviemaking-Magic-Star-Wars-Creatures/dp/1419728199
かなりの分量だが、早めに訳して早めにStar Warsファンにお届けしたい。
若い読者のための考古学史
ブライアン・フェイガン (著), 広瀬 恭子 (翻訳)
内容紹介
「歯切れよく、ぐっと引きこまれ、わかりやすい。ブライアン・フェイガンは、明快でしっかりとしたメッセージを一般読者に届けることができる、現代考古学界きっての著者だ。この本もまた例外ではない」————ジェレミー・A・サブロフ(米国サンタフェ研究所・前所長/『Archaeology Matters』著者)
人類学や地質学と連係しつつ発展してきた、グローバルで時空をこえた知的探求のあゆみ
一瞬にして火山灰に埋もれたポンペイの町はどのように発見され、発掘されたか。
氷河時代の洞窟内に描かれた壁画の作者は?
密林の奥にたたずむ古代遺跡、世界各地に現存する巨石モニュメントの謎など、コンパクトな40章で、考古学が誕生した18世紀から衛星画像や遠隔探査の技術が進歩した現代まで、世界先史学の権威がテンポよく案内する、地球規模の考古学の発展史。
出版社からのコメント
考古学はヨーロッパと地中海沿岸で誕生した。その探求はいまや、世界規模となっている。
考古学者はアフリカでもモンゴルでも、パタゴニアでもオーストラリアでも活動している。
1世紀前までの無遠慮な穴掘りは、きびしく管理され綿密に計画された発掘にとってかわった。
いまでは個々の遺跡だけでなく、古代の景観全体を解明することに力が注がれている。
レーザーや衛星写真、地中レーダーを使った遠隔探査などの力を大いに借りて遺跡を発見し、かつての発掘作業の1日分にも満たない量の土を1か月かけて除去する。
イギリスには、素人考古学者たちがプロの研究者たちと連携して大発見を果たした事例もある。
イングランド中部スタッフォードシャーで、アングロ=サクソン人が残した西暦700年ごろのものとみられる金銀財宝3500点を掘りあてたのだ。これがお宝ではなく情報を求めて調査と発掘を行う、現代の科学的考古学の姿だ。
では、なぜ考古学が重要なのか。それは考古学が、何百年、何千年という長い時間をかけて人間社会がどのような変化をとげてきたのかを知る唯一の方法だからだ。
なににもまして、考古学はわたしたち人類の本質的な特徴を定義する。
人類共通の祖先はアフリカで誕生したことを明かし、わたしたちの共通点や相違点を教えてくれる。
考古学者は、ありとあらゆる場所に住む、すばらしく多様な人々を研究する。
考古学の進歩は、19世紀と20世紀の学術研究きっての大勝利のひとつだ。
この物語を語りはじめたとき、だれもがわたしたち人類の歴史はわずか6000年と思っていた。
それがいまでは300万年前までのび、さらに昔へさかのぼりつつある。
どれほど学識ゆたかな人でも、驚異的でときに予想外の考古学的発見が過去を鮮やかに
よみがえらせるたびに、驚嘆の念に打たれるものだ。
たとえば、井戸掘りの最中に見つかった中国秦の始皇帝の兵馬俑。
火事で一瞬のうちに焼きつくされて、土器のなかに手つかずの食事が残っていたイングランド東部の3000年前の村。こういった発見に、わたしたちの血はたぎる――しかも、新たな発見は毎日ある。
さあ、役者が全員、舞台に揃った。そろそろ幕が上がるころだ。
歴史劇のはじまり、はじまり!
(本書の第1章「うしろ向きの好奇心」より抜粋)
著者について
著者──ブライアン・フェイガン(BRIAN FAGAN)
考古学者、人類学者、作家。ケンブリッジ大学ペンブルック・カレッジで考古学と人類学の博士号取得。アフリカ、いまのザンビアでの博物館勤務などを経て、カリフォルニア大学サンタバーバラ校で2003年まで36年間、教授として人類学を教える。現在は研究と執筆活動に専念し、考古学を学生および一般読者にわかりやすく届けることに情熱を注ぐ。編著書に、『人類と家畜の世界史』『海を渡った人類の遥かな歴史:名もなき古代の海洋民はいかに航海したのか』『水と人類の1万年史』(河出書房新社)、『氷河時代:地球冷却のシステムと、ヒトと動物の物語:ビジュアル版』(悠書館)、『考古学のあゆみ:古典期から未来に向けて』(朝倉書店)など多数。
訳者──広瀬 恭子(ひろせ・きょうこ)
出版翻訳者、ニュース翻訳者。国際基督教大学卒。訳書に 『スター・ウォーズ 最後のジェダイ』 『パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊 カリーナ・スミスの物語』『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』(以上、ディズニーストーリーブック)、『アイアンマンの日常』(講談社)など。
単行本: 384ページ
出版社: すばる舎 (2019/2/6)
言語: 日本語
ISBN-10: 4799107887
ISBN-13: 978-4799107881
発売日: 2019/2/6