GetUpEnglish

日常よく使われる英語表現を毎日紹介します。毎日日本時間の午前9時までに更新します。英文執筆・翻訳・構成・管理:上杉隼人

GetUpEnglishについて

毎日更新! GetUpEnglish Updates Every Day! Since April 1, 2006 (c) 2006-2024 Uesugi Hayato(上杉隼人)

I DON'T WANT THAT TO HAPPENB TO US.

2019-03-23 08:36:46 | H

大ヒット中の『スパイダーマン スパイダーバース』(Spider-Man: Into the Spider-Versethe official novelizationに主人公と父親のこの感動的なやり取りがあった。

KNOCK, KNOCK, KNOCK.

Miles rolled the chair over to the door, and then he heard the voice.

Miles! Miles, it’s your dad! I’ve been looking for you. Please open the door.”

Slowly, Miles rolled the chair away from the door, an inch at a time, quiet as he could.

Miles, I can see your shadow moving around.” Miles stopped in his tracks.

Yeah. Okay, I get it. I get it. Still ignoring me,” Jefferson said. “Look, can we talk for a minute? Something happened to . . . Sometimes people drift apart, Miles. Even when they

don’t want to. I . . . I don’t want that to happen to us.”

コン、コン、コン。

縛られたまま椅子を転がしてドアに向かうと、あの声が聞こえた。

「マイルス。マイルス、父さんだ。ドアを開けてくれ。」

 マイルスはゆっくりと、ほんの30センチほどドアから椅子を動かし、息もせずに静かにしていた。

「いるんだろ、影が動いている。」マイルスはそこで椅子を止めた。

「いや、いいよ、父さんとは口もききたくないんだよな。」父は言った。「だが、聞いてくれるか。実は……悲しいことが起こった……。」ジェファーソンは続ける。「人との絆は切れることもある。そうなってほしくないときもだ。父さんはおまえとはそうなりたくないんだ。」

 the official novelization, どうにか訳了、7月刊行を目指します。

Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『若い読者のための宗教史』

2019-03-23 07:42:06 | お知らせ

これまででいちばんしんどい仕事のひとつになりましたが、学ぶことも多かったです。表紙画像も出ました。

************************************* 

『若い読者のための宗教史』(仮) (Yale University Press Little Histories) 単行本 – 2019/4/11

リチャード・ホロウェイ (著), 上杉 隼人 (翻訳), 片桐 恵里 (翻訳)

内容紹介
ユダヤ教、イスラーム教、キリスト教、仏教、ヒンドゥー教といった世界の主だった宗教にとどまらず、人類初期から21世紀までに及ぶ、濃厚で多彩な宗教史全体を解き明かす1冊。

「読者が世界の宗教について今までより深く理解できる名著……時代小説のような独特の魅力がある」――ジョン・チャームリー(タイムズ紙)

「21世紀の西洋における宗教の状況について、経験と知識の豊富な著者が考察。鋭い洞察と知性に基づいている」――ティム・ホウイットマーシュ(ガーディアン紙)

「宗教史に関して詳細で奥深く、かつ読みやすい解説を求める読者にとって本書は最適な導入書である」――ブックリスト誌

著者について
著者─リチャード・ホロウェイ(Richard Holloway)
神学者、著作家。スコットランド聖公会の元エディンバラ主教であり、1992~2000年には首座主教を務める。同性愛者の結婚や女性聖職者を支持するなど、進歩的で人気のある主教だった。現在は、著作家およびコメンテーターとして国際的に活躍。著書は20冊を越え、『教会の性差別と男性の責任―フェミニズムを必要としているのは誰か』(新教出版社、Who Needs Feminism? Male Responses to Sexism in the Church [1990])、Doubts and Loves: What is Left of Christianity (2001), How to Read the Bible (2006), Between the Monster and the Saint (2008), Leaving Alexandria: A Memoir of Faith and Doubt (2013)など。スコットランド、エディンバラ在住。

訳者─上杉隼人(うえすぎはやと)
翻訳者、編集者。訳書に『アベンジャーズ インフィニティ・ウォー』『マイティ・ソー バトルロイヤル』『スパイダーマン ホームカミング』『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー リミックス』『シビル・ウォー キャプテン・アメリカ』『スター・ウォーズ フォースの覚醒』『スター・ウォーズ 最後のジェダイ』(ディズニーストーリーブック)、デイビッド・A・ボッサート『ロイ・E・ディズニーの思い出』(講談社)、『スター・ウォーズ』I, II, III, IV, V, VI(講談社文庫)、ジョン・ル・カレ『われらが背きし者』(岩波現代文庫)、ジェームズ・ウエスト・デイビッドソン『若い読者のためのアメリカ史』(すばる舎)ほか多数。

訳者─片桐恵里(かたぎりえり)
出版翻訳者、IT関連翻訳者。東京大学工学部計数工学科卒業(数理工学専攻)。コンピューターメーカーでソフトウェアの研究開発に従事したのち、1993年から翻訳業。IT関連の雑誌、マニュアル、ウェブサイトなどのほか、英語学習誌の連載、特集記事の翻訳も多数担当。

出版社: すばる舎 (2019/4/11)
言語: 日本語
ISBN-10: 4799108042
ISBN-13: 978-4799108048
発売日: 2019/4/11
https://www.amazon.co.jp/dp/4799108042

Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする