■任務完遂無事帰国
海賊対処派遣部隊、昨日撮影しました呉基地へ帰港の様子をG-12の写真にてお伝えします。
海賊対処派遣水上部隊が帰国へ呉基地へ向かう様子を、JR呉線かるが浜から撮影しました。第四護衛隊の護衛艦さみだれ、護衛艦うみぎり。撮影は0900時頃、五月に日本を出港して以来ソマリア沖での海賊対処任務を終えての帰国です。
護衛艦さみだれ。この少し前にMCH-101掃海輸送ヘリコプターが上空を飛行してゆきました。少し後、お昼頃には護衛艦いせ上空を飛行し、呉教育隊に着陸、救急車が待機していましたので、実任務なのか訓練か、災害派遣か、しかし珍しい場所で珍しいものを撮影。
護衛艦うみぎり。現在二隻を派遣し任務にあたっていますが、欧州経済危機によりソマリア沖への派遣規模の縮小を検討しているとの見方もあり、自衛隊のソマリアまでの距離と自衛艦隊の規模を考えれば現在の派遣規模が上限でもあるのですけれども、今後はもう少し大きな規模からかんが得る必要もでてくるかもしれません。
呉基地へ接岸する護衛艦さみだれ。撮影位置を入港がよく見える場所へ移動中、呉地方隊泉総監の公用車と出会いました。写真は串山公園へ向かう途中にあった基地を見下ろす高台からの撮影。曳船が二隻、入港支援にあたっているのが見えます。
護衛艦うみぎり。元ヘリコプター搭載護衛艦ひえい、が迎えている情景。帰国行事は晴天とはいきませんでしたが、何よりも派遣海賊対処任務における護衛対象の損害は皆無で、派遣航空部隊のP-3C哨戒機による監視効果も高く各国から評価され、現在も任務は継続中です。
北大路機関:はるな
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