◆明日最新艦シヴァリク・シャクティ一般公開
現在インド海軍艦船が横須賀へ親善訪問中です。5日火曜日に入港、明日一般公開が行われ9日土曜日に出港します。
インド海軍東部方面艦隊司令官アジットクマール海軍少将が艦隊の指揮を採り、ケーエーボパンナ大佐隷下のミサイル駆逐艦ラナ、ラヴィマルホトラ大佐隷下の補給艦シャクティ、ラジェシュ・ペンハルカル大佐隷下のミサイルフリゲートシヴァリク、ヴィヴェク・ダヒヤ中佐隷下のコルベットカルムクが入港中です。海上自衛隊は第1護衛隊群司令糟井裕之海将補をホストシップ指揮官とし、関川秀樹2佐指揮下の護衛艦はたかぜ、をホストシップとして派遣しました。
今回親善訪問したインド艦隊ですが、ミサイル駆逐艦ラナ、ミサイルフリゲイトシヴァリクが非常に特色的です。海上自衛隊がホストシップとして派遣した護衛艦はたかぜ、も非常に兵装が目立つ威容を誇っていますが、ラナは、ラジプット級五隻の二番艦、ソ連海軍のカシン級駆逐艦を原型とした満載排水量4974tの大型水上戦闘艦です。SA-N対空ミサイル連装発射器二基、SS-N-2艦対艦ミサイル単装発射器四基、76mm連装砲一基、30mm高性能機関砲四基、533mm長魚雷五連装発射管一基、RBU-6000対潜ロケット発射器二基とヘリコプター、典型的な重武装のソ連艦といえるでしょう。
ミサイルフリゲイトシヴァリクは対照的にステルス性を重視した最新型で2010年就役、シールドによりRCSを局限化する構造の一方で搭載する兵装は多くロシアが近年設計しているアドミラルゴルシコフ級フリゲイトを髣髴させる形状ですが、シーキング対潜ヘリコプターを搭載、満載排水量は5300tで、レーダーにはイスラエル製エルタAMDRを搭載、かなり特色ある一隻です。
カシン級の設計は1960年代のものですので、1960年代艦と2010年代艦、この二隻が並ぶ様子はなかなか見れるものではありません。ラジプット級は2009年に佐世保へ親善訪問しましたが、シヴァリク級は日本訪問は今回が初めてではないでしょうか。インド海軍艦艇の訪日は4ヶ月ぶりとのこと。5日0900に入港し入港歓迎行事、本日6日はスポーツ交歓行事が行われていたようです。
ここまで最新艦となると見学したくなるところですが、一般公開あります、明日一般公開の予定。フリゲートシヴァリクと補給艦シャクティが明日木曜日1000時から1200時までと1300時から1500時まで一般公開され、1330時からは横須賀基地内においてインド海軍軍楽隊による演奏会が行われると発表されていました。吉倉桟橋に係留されているようなので、横須賀線から通勤途中の車窓風景としてみることが出来るのでしょうか。
出港は9日土曜日の0900、金曜日の海上自衛隊カレーは御賞味戴ける、ということなのでしょうか。横須賀のりものフェスタが土曜日と日曜日に行われる、ということですので、恐らくヴェルニー公園から撮影できるだろう、と思います。1000時から横須賀基地も艦艇一般公開のために開放されますので。これに合わせて遠く我が国を訪問したアジアの同胞出発の御見送りへ足を運んでみるのもよいかもしれません。
現在インド海軍艦船が横須賀へ親善訪問中です。5日火曜日に入港、明日一般公開が行われ9日土曜日に出港します。
インド海軍東部方面艦隊司令官アジットクマール海軍少将が艦隊の指揮を採り、ケーエーボパンナ大佐隷下のミサイル駆逐艦ラナ、ラヴィマルホトラ大佐隷下の補給艦シャクティ、ラジェシュ・ペンハルカル大佐隷下のミサイルフリゲートシヴァリク、ヴィヴェク・ダヒヤ中佐隷下のコルベットカルムクが入港中です。海上自衛隊は第1護衛隊群司令糟井裕之海将補をホストシップ指揮官とし、関川秀樹2佐指揮下の護衛艦はたかぜ、をホストシップとして派遣しました。
今回親善訪問したインド艦隊ですが、ミサイル駆逐艦ラナ、ミサイルフリゲイトシヴァリクが非常に特色的です。海上自衛隊がホストシップとして派遣した護衛艦はたかぜ、も非常に兵装が目立つ威容を誇っていますが、ラナは、ラジプット級五隻の二番艦、ソ連海軍のカシン級駆逐艦を原型とした満載排水量4974tの大型水上戦闘艦です。SA-N対空ミサイル連装発射器二基、SS-N-2艦対艦ミサイル単装発射器四基、76mm連装砲一基、30mm高性能機関砲四基、533mm長魚雷五連装発射管一基、RBU-6000対潜ロケット発射器二基とヘリコプター、典型的な重武装のソ連艦といえるでしょう。
ミサイルフリゲイトシヴァリクは対照的にステルス性を重視した最新型で2010年就役、シールドによりRCSを局限化する構造の一方で搭載する兵装は多くロシアが近年設計しているアドミラルゴルシコフ級フリゲイトを髣髴させる形状ですが、シーキング対潜ヘリコプターを搭載、満載排水量は5300tで、レーダーにはイスラエル製エルタAMDRを搭載、かなり特色ある一隻です。
カシン級の設計は1960年代のものですので、1960年代艦と2010年代艦、この二隻が並ぶ様子はなかなか見れるものではありません。ラジプット級は2009年に佐世保へ親善訪問しましたが、シヴァリク級は日本訪問は今回が初めてではないでしょうか。インド海軍艦艇の訪日は4ヶ月ぶりとのこと。5日0900に入港し入港歓迎行事、本日6日はスポーツ交歓行事が行われていたようです。
ここまで最新艦となると見学したくなるところですが、一般公開あります、明日一般公開の予定。フリゲートシヴァリクと補給艦シャクティが明日木曜日1000時から1200時までと1300時から1500時まで一般公開され、1330時からは横須賀基地内においてインド海軍軍楽隊による演奏会が行われると発表されていました。吉倉桟橋に係留されているようなので、横須賀線から通勤途中の車窓風景としてみることが出来るのでしょうか。
出港は9日土曜日の0900、金曜日の海上自衛隊カレーは御賞味戴ける、ということなのでしょうか。横須賀のりものフェスタが土曜日と日曜日に行われる、ということですので、恐らくヴェルニー公園から撮影できるだろう、と思います。1000時から横須賀基地も艦艇一般公開のために開放されますので。これに合わせて遠く我が国を訪問したアジアの同胞出発の御見送りへ足を運んでみるのもよいかもしれません。
北大路機関:はるな
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